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ASICS JAPAN CUP 監督・選手インタビュー

無断転載禁止 ASICS JAPAN CUP 監督・選手インタビュー
取材・文/カワサキマサシ
写真/安田健示、宮原和也

「ASICS JAPAN CUP」に参加してくれた各チームの監督・選手にチーム状態や2日間を振り返ってもらった。

ASICS JAPAN CUP

滝川第二高校(兵庫)

滝川第二高校(兵庫)
松岡 徹
松岡 徹監督

「この大会は普段、戦うことのない地域のチームと対戦できるのがいいですね。それぞれの地域によって特徴も違いますから、先を見据えた時には、様々なタイプのチームと試合をすることによって、自分たちでは分からなかった特徴を引き出してもらえたり、そこからテーマが出てきたりするんじゃないかなと思います。九州のチームは、関西とは違う、いい意味で速いサッカーをやられていた。そういうところを子どもたちが見て、体験して、学ぶべきところは学んでいこうと話しています。いろいろな地域のチームとやることによってお互いに切磋琢磨できると思うので、その幅をもっと広げていってもらえたら、どのチームにとってもモチベーションになりますし、よりいい大会になるんじゃないかなと思います。同じ場所に寝泊まりするのであれば、他のチームとのちょっとした交流とか、そういうこともやっていけば生徒同士のつながりができて、その先にもつながっていくかなと思っています」

陰山 拓生
陰山 拓生(3年/MF)

「得意なプレーはスルーパスやロングボールでのゲームメークです。ポジションがボランチなので、試合中に苦しんでいる選手に声をかけるのが僕の役割だと思います。今年のチームは元気な選手が多く、常に声を出してどんな時も明るくプレーするのが特徴です。選手一人ひとりがうまいので、個を生かして頑張っていきたいです。今大会ではいろいろなチームのいいところを学んで、自分たちにどんどん生かしていけたらと思います」

向野 翼
向野 翼(3年/MF)

「得意なプレーはドリブルです。トップスピードで相手をかわして切り込んでいくのが得意です。今大会ではいろいろなことを学び、個人としてもレベルアップして、大会で得たことをチームに還元できるようにしたいです。個人的な課題として視野が狭くて周りが見えなくなることがあるので、全国の強いチームが来ているこの大会で、速いプレッシャーの中で周りを見られるようにしていきたいです。強いチーム同士で試合をすると成長の度合いも大きくなるので、この大会は僕にとっても、他の参加者にとっても、自分を成長させるためにとてもいい場だと思います。今後は他の地区からも強豪が来て、普段、試合ができないところと対戦できるようになればいいですね。地区によってやっているサッカーが違うので、それを吸収できるといいと思います。そういったチームの選手と交流が持てるようになればいいですね」

明徳義塾高校(高知)

明徳義塾高校(高知)
小松 晃
小松 晃監督

「チームのストロングポイントは、全員が動けるところですね。プリンスリーグを含めて負けそうな試合を引き分けに持ち込んだり、今年のインターハイでも暑い中で70分間戦えたりしています。メンタルも強くなっていますし、時間帯や相手を見て、時間を有効に使いながら主導権を握り、耐えるべきところは耐える、行くべきところは行くと、攻守においてのメリハリをつける、といった戦い方が徐々にできつつあります。ここからもっと具体的に、厳しいこともできたらと思っています。この大会に呼んでいただけたことを、すごくうれしく思っています。呼んでいただいた以上は最後まで高校生らしく、勝ちにこだわりたいですし、チームを完成させていきたい。この大会でいろいろなチームと試合をさせていただいて、勉強する。それが将来、選手のためになればと思っています」

濵口 俊介
濵口 俊介(2年/DF)

「ポジションはセンターバックで、ディフェンスのカバーリングや、球際の強さを持ち味としています。選手権の前に県外の強いチームと試合ができるのはめったにないのですが、この大会では他のチームの特徴を知れるので、いい機会だと思います。一人ひとりがレベルアップできますし、チームとしてもたくさんのことが経験できると思うので、こういう形でどんどん試合をしていければいいですね」

禹 滉允
禹 滉允(3年/MF)

「ポジションはボランチで、後ろからボールを動かしながら、ゲームを組み立てるプレーが得意です。試合を落ち着かせられることも持ち味にしています。この大会は、選手権予選の前にレベルの高いチームと対戦できるのがいいですね。今後はいろいろな地域のチームが参加して、もっとたくさん試合ができたらいいと思います」

佐賀学園高校(佐賀)

佐賀学園高校(佐賀)
北村 普治
北村 普治監督

「今年のチームは一人ひとりの能力が高いので、それをまとめることが今の課題です。トップの三宮捷を起点としつつ、プレーするのは子どもたちですから、最低限のことだけ決めて、あとは全員で自由にやらせています。この大会は、地域ごとに異なるサッカーを経験できるいい場だと思います。速いサッカー、ポゼッションサッカー、それぞれのチームに特徴がありますし、面白いなと思って見ています。これだけいい環境で試合をさせてもらえるので、言うことはないです。選手権予選が始まったら手の内を隠さなければならないので、地元ではなかなか試合ができないんですが、ここでならいろいろなことが試せますね」

三宮 捷
三宮 捷(3年/FW)

「自分のストロングポイントはボールを持ったらタメを作れて、前に仕掛けてシュートを打つところだと思います。FWということで、自分が起点になって攻撃し、点を取って勝てるチームにしていきたいです。今大会には強豪チームばかりが集まり、そこで自分がどれだけ通用するのかを試しました。ドリブルを仕掛けて相手をかわすことはできるけど、最後のシュートのところで力が入ってしまい、枠にボールがいっていなかった。そこでもっと落ち着けたらゴールを決められると思いました」

野村 一平
野村 一平(3年/DF)

「今大会に向けては、守備のやり方や、攻め方の基本的なところを見直して、もう一度チームをまとめる大会にしようと思って参加しました。すごくレベルの高いチームがそろっているので、胸を借りて自分たちがレベルアップするのにいい大会だと思います。チームとしてやれることが見えてきたので、収穫もありました」

長崎総合科学大学附属高校(長崎)

長崎総合科学大学附属高校(長崎)
定方 敏和
定方 敏和監督

「チームコンセプトは、まずは失っていけないところでボールを失わない。ボールを奪った後はより速く攻める。そのためにどこでボールを奪うかを、選手が共通で認識していないといけません。そういった状況判断のレベルアップと、全体の底上げを目標に掲げて大会に臨みました。チームコンセプトをどれだけ理解しているか、どれだけ戦えるかといった選手やチームの見極めのために、この大会は非常にいい機会だと思います。試合をやりたいと思ってもふだんはなかなかできないような相手と対戦させていただけるので、非常にありがたいですね。会場も素晴らしいところを用意していただいていますし、今後も継続していただきたいですね」

知念 哲矢
知念 哲矢(3年/MF)

「中盤で展開を作るのが主な仕事で、守備も攻撃もします。ロングボールをサイドに散らしたり、FWの選手に楔を入れたりといったプレーが得意です。今大会は強豪ばかりが集まっていて、環境もピッチが人工芝だったり、スパイクも借りられたりなどいい状態でできるので、自分たちのモチベーションも上がります。関西地方のチームとはなかなか試合ができないですし、九州のチームにはないようなプレスの速さや、サッカーの違いもあるので、いい刺激になっています」

日野 友貴
日野 友貴(3年/FW)

「裏に抜けてドリブルで突破するプレーが得意です。そこからクロスを上げたり、逆サイドからクロスが上がればそれに飛び込んだりします。前線から守備に行くことと、マイボールになった時に最初に動き出してボールを呼び込むことも意識しています。ここでいろいろとチャレンジして通用するところ、しないところが見えてきたので、それを持ち帰って、課題克服のために練習していきたいです。全チームが自分たちの個性を出して、高校生らしく戦っていければいいですね。今後、後輩たちもこういうレベルの高い大会に出られれば成長するきっかけになるので、すごくいいと思います」

ヴィッセル神戸U-18(兵庫)

ヴィッセル神戸U-18(兵庫)
野田 知
野田 知監督

「ボールを保持してゲームを支配するところは、ずっと何年か前からウチのスタイルとしてやっていて、そこは崩していないです。ただ、毎年選手が入れ替わるので、ストロングポイントも毎年、変わります。今年のチームは中盤でのボールキープ力があるので、そこをもっと高めていければと思っています。今大会では新しいことにチャレンジしようと思っていて、春先からずっとやってきたことに新しいことを加えてみました。攻撃陣というか、ビルドアップ陣の陣形にちょっと変化を入れ、中盤を厚くして、サイドバックも高い位置に置いて超攻撃的にしました。それほど多く練習していなかったですけど、うまくできたかな、という感じはします」

東 準也
東 準也(3年/DF)

「今大会は自分たちのサッカーを少し変えてやることがテーマでした。昨日練習して今日どれだけ出せるかが課題だったんですけど、自分たちのやりたいサッカーがしっかりできて、得点も奪って試合を支配できたかなと思います。センターバックの自分が真ん中でボールをさばくのが新しいやり方です。自分のプレーが大事になってくると思います。普段できない高校チームとできるので、前から激しいプレッシャーをかけて来る相手に対してどれだけ自分たちのプレーができるかを楽しみにしていました。Jクラブとしてのプライドはもちろんあります。Jクラブの下部組織を倒そうと相手がガチガチに力を入れてくる中で、僕らがゲームを支配できたのは良かったと思います」

山川 哲史
山川 哲史(3年/DF)

「初戦では試合の入りが良くて自分たちのやりたいサッカーがずっとできていたんですが、最後のシュートまでの崩し方や、GKと一対一になった時のプレーの質が低く、得点できなかったシーンも多かった。ディフェンスでは終盤に攻め込まれてゼロに抑えられなかったので、課題も残りました。この大会でそういうことに気付かせてもらったので、今後に生かしていきたいです。高校のチームは運動量がJクラブのチームより多いので、タフな試合になり、球際の部分でも強い気持ちで戦ってくるので、そういうところは勉強になります。普段できない相手とできるのはすごくいい刺激になりますので、いい大会だと思います」

磐田東高校(静岡)

磐田東高校(静岡)
山田 智章
山田 智章監督

「神戸U-18のようにボールを大事にするチームは静岡にいないですし、高校サッカーはタテに速くスピーディーなので。ああやってボールキープしながら探って攻めるサッカーは、ウチの選手にとっては勉強になったんじゃないですかね。強いチームとやらせてもらっているので、本当にありがたい大会です。開催時期など考えなければならない部分もあると思いますが、せっかくアシックスさんがこうして準備してやってくれているのですから、もうちょっとチーム数も増やしてやれたらいいなと感じました」

金田 将弘
金田 将弘(3年/FW)

「ヴィッセルは格上のチームなので自分たちのサッカーができるかちょっと心配でしたけど、ボールを奪った後の1本目のパスとか、自分のプレーでは前を向いたドリブルなどが通用する場面もあったので、それは自信になりましたし、まだかなわないところや課題も見つかったので収穫の多い試合でした。強いチームと対戦すれば自分とうまい選手の違いがはっきり分かるので、オフ・ザ・ボールの動きや受けた後など、いろいろ見習うべき部分が多かったです」

近藤 克哉
近藤 克哉(3年/DF)

「得意なプレーは積極的にオーバーラップを仕掛け、センタリングやシュートを狙って得点に絡む動きです。今大会は強いチームでも名前負けせず、前から自分たちで盛り上げて得点を狙っていこうというテーマを持って臨みました。全国からチームが参加しているので、いろいろなサッカーを体験できています。静岡県を勝ち抜いて全国に行った時に、この経験を生かせればいいなと思います」

東山高校(京都)

東山高校(京都)
福重 良一
福重 良一監督

「今年はみんな真面目にやってくれるので、真面目に集中して戦うのが自分たちの良さかなと思います。大化けすることはなかなか難しいですけど、コツコツと真面目にやってくれます。今大会に向けては人が代わっても守備はしっかりゼロに抑えよう、我慢強く守備をしようと話しました。メーカーさんが入ってくれて強豪チームを呼んでくれて、そこに東山も参加させていただいていることに素直に感謝しています。自分たちが成長するために最適な対戦相手と環境だと思っています」

内山 皓雅
内山 皓雅(3年/DF)

「サイド突破を意識してゲームに取り組んでいるのですが、今日の試合ではサイドから得点が取れたので良かったと思います。ゴール前を固められた時になかなか崩せなかったんですが、うまくいかない時には周囲に声をかけてチームが落ちないようにして、最後はサイドから決められたので、それは良かったと思います。ただ、僕らの課題である試合の終わり方がまだまだダメだったので、そこは改善していかなければならないと思いました」

大雄 一生
大雄 一生(2年/MF)

「今大会のチームの目標は、選手権予選前なので、まずは守備で失点をゼロにする。それで結果にこだわって勝ち癖をつけていこうと話しました。自分自身、最近は裏への飛び出しやゴール前でのプレーを意識しています。得点があまりなく、決定力に欠けているので、ゴールを決められるようにやっていきたいです」

金光大阪高校(大阪)

金光大阪高校(大阪)
岩松 哲也
岩松 哲也監督

「基本的には奪ったボールを素早く攻撃に繋げるのがウチのコンセプトです。アシックスという冠の下、こういう環境でできることはモチベーションが高まるんじゃないかなと思います。同じメーカーでやってきたチームがこういう場所に集まるのも、指導者の交流にも繋がりますし、情報交換もできますね。あとは欲を言えば、試合の合間に練習ができれば、試合での強化と課題を修正するためのトレーニングができると思います。あまりそういう大会がないので、ASICS JAPAN CUPだからできることを考えてもらえると、なおいいかなと思います。その日の課題を、その日のうちに克服する。そこに例えばアシックスさんが指導者を、できれば海外から講師を呼んできて、スケジュールの間に講習会などをやっていただくのも、ひとつの方法かなと思います」

羽田 健人
羽田 健人(3年/DF)

「今大会には試合の中で走ることを意識して臨みました。試合では序盤はいい形で攻撃ができていたんですが、後半から守備で走れなくなってファウルが多くなり、自分たちの流れを潰して負けたという感じでした。ファウルがない時は勝てているので、それをなくしていけばチームの流れも良くなると思います。高いレベルでいろいろなチームと試合ができて、自分たちの強化に繋がると思うので、とてもありがたい大会です」

貫名 泰生
貫名 泰生(3年/DF)

「この大会は、チームと自分が成長するために最適な環境だと思いました。いろいろなサッカーがあり、相手チームから学ぶことも多いですし、この機会に大きく成長できたらと思いました。大阪ではずっと勝ち続けてきたので、その流れでこの大会も勝利できるかなと思っていましたけど、うまく噛み合いませんでした。チームのムラが大きいので、それをなくしていけば確実な勝利が得られるかなと思いました。課題が見つかったことを前向きに考えて、次からの練習に取り組んでいきたいと思います」

東大阪大柏原高校(大阪)

東大阪大柏原高校(大阪)
山藤 昌弘
山藤 昌弘監督

「戦う姿勢や攻撃的なスタイルは変えたくない。引いて守るのではなく、あくまで攻めを考えて前からいきたい。それがウチのチームのスタイル。今回もそれをやりきる戦いをしました。高校生のモチベーションを高めるのは、経験と自信がすべてだと思います。こういう大会で高いレベルの相手とやらせてもらうことが経験になり、それを選手権予選で出していければと思っています。本当にいい環境を与えてもらいました。ここは指導者が、全国で戦えるような指導の目線をしっかり持って戦える場であると思います。そういう環境でこういう経験をさせてもらっているのは、私にとってもありがたいです。これから日本のサッカーが変わっていくのに、指導者はやっぱり大事。そういうところで、監督がもっと発信していきたいとも考えています」

濱田 真寛
濱田 真寛(3年/MF)

「今大会ではもちろん優勝を狙っていました。自分はセカンドボールを拾うプレーと球際での強さを持ち味としているんですが、今回の試合では自分自身がセカンドボールを拾える回数が少なかった。自分の力不足を感じましたが、決定的なパスも出せたので、それは収穫と捉えています。全国経験がない中で参加させていただきましたが、強豪相手でも負けない気持ちは持っています。この大会に参加させていただき、チームが成長したと思っているので、僕自身も参加させてもらってすごくうれしい大会です」

松本 拓海
松本 拓海(3年/DF)

「全国大会に出たことがないので、こういう相手と試合をさせていただけるのはすごく貴重な経験になり、とてもうれしく思います。レベルの高い中でやらせてもらえて、まだまだ自分の力は低くて通用する部分が少ないなと感じました。タッチ数を少なくすることや、ディフェンスの部分では相手より先に予測して動くことを心がけて、サイズの差をカバーしていきたいと思いました」

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