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目的は「サッカーを楽しむこと」ASICS JAPAN CUP 関西トライアル開催!!

無断転載禁止 目的は「サッカーを楽しむこと」ASICS JAPAN CUP 関西トライアル開催!!
文/貞永晃二 写真/宮原和也、浅尾心祐
ASICS JAPAN CUP
ASICS JAPAN CUP

大阪のJ-GREEN堺を舞台に開催された「ASICS JAPAN CUP 関西トライアル」は、サッカーを楽しむことを目的とした新しいスタイルの大会。試合の合間にはシュートスピードコンテストなど様々なイベントも行われ、参加した8チームは貴重な経験を積むことができた。

楽しさを交えつつ、真剣勝負を演じる

2015年3月14日、15日の両日、大阪府堺市のJ-GREEN 堺において「ASICS JAPAN CUP関西 トライアル」が開催された。チーム、そして選手個々のレベルアップを目指しつつ、様々なイベントも催され、サッカーを楽しむことを目的とした今までにない大会だ。

参加したのは、大阪の4校5チーム、京都、兵庫、福井から各1 チームずつの計8チーム。試合は2組に分かれての総当たりリーグを経て順位決定戦が行なわれ、決勝は東大阪大柏原A 対東大阪大柏原Bの同校対決に。2年生によるAチームが1年生のBチーム相手に(学年は開催時)意地を見せて5-0で勝利し、見事、全勝優勝を飾った。

また、試合の合間にはアシックスのスパイク3種の説明、その試履によるキックモーション撮影、スピードガンを用いてのシュートスピードコンテスト、株式会社明治によるSAVAS説明会などのイベントが行われ、参加選手たちは実戦の緊張感から解放されて楽しい時間を過ごした。今後は優勝した東大阪大柏原Aに加えて関西の強豪校を集めた大会を今年中に行い、来年以降は関東など全国各地で開催していく予定だという。

参加チーム

東大阪大柏原A(大阪)/東大阪大柏原B(大阪)/槻の木(大阪)/桜宮(大阪)/
芥川(大阪)/久御山(京都)/滝川(兵庫)/敦賀気比(福井)
 東大阪大柏原
Photo:Shinsuke Asao
 東大阪大柏原
Photo:Shinsuke Asao
山藤昌弘
Photo:Shinsuke Asao
優勝監督 山藤昌弘監督 (東大阪大柏原A)
「これからインターハイ予選が始まるので、その一歩目にこういう環境での素晴らしい大会に参加できたのはありがたかったです。
これからも今回のようにいくつかのチームが集まり、お互いが切磋琢磨して強くなっていけたらなと思います。

昨年度のチームに比べてメンタル面が弱かったのですが、少しずつまとまってきたなと感じています。今回はAチームとBチームを、GK以外は学年で分けました。実力で分けるとAに1年生(新2年生)が5人くらい入るのですが、今までこのように学年で分けて戦ったことがなかったので、彼らにとっては一つのいいきっかけになるかなと。実力差は決勝のスコアほどはないと思いますが、2年生が波に乗ってしまいましたね(笑)。

全国で準優勝されている久御山さんは我々が目指すサッカーをやっておられるので、試合ではいい経験をさせていただきました。特に1年生のBチームは苦戦しながらも粘れたので、今後の自信に繋がるのではないかと思っています。

1年生のBチームは上級生のチームに対して球際のところで厳しく行けず、力を出せませんでした。遠慮している部分がかなりありました。久御山さんの試合では、粘りながらカウンターからの得点できていたので、そういう経験も今後、生きてくればと思います。

久御山さんのようなチームは大阪にはないですし、全国大会でも独特なチームです。最も得意とされている「いなす・かわす・はがす」というところは、我々がなかなかできない部分ですし、なかなか教えられないところでもあります。そこを松本悟監督はしっかり教えられている。インターハイや冬の選手権に向けてのチーム作りをされていると思いますが、我々も早く同じステージで戦えるようになりたいなと思います。

我々が目指しているのは、基本的には球際での粘り強さが生命線で、コンパクトにして球際を制し、ショートカウンターを仕掛けていく、というのが特徴です。そこをもっともっと突き詰めていけば、もう少しレベルアップできるんじゃないかと思っています。

試合をこなすごとに、攻撃のリズムが少しずつ良くなってきました。守備はもっと強化していかなければならないです。目標は全国制覇です。高い目標ですが、あくまでチャレンジャーとして、必ず全国へ出るという気持ちでやっているので、そこは夢ではなく現実として目指しています。

新1年生が30人以上、入ってくるので、チーム編成も変わってくると思います。そうなってくれることを期待しています。」
松本拓海
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 松本拓海 (東大阪大柏原A 3年/DF)
「決勝で無失点に抑えられたのが、CBとしては一番、良かったと思います。こういう素晴らしい経験ができる舞台を作ってくれたアシックスさんに感謝しています。これからもっと成長していかなければならないと思った大会でした。

最も印象に残った試合は決勝戦です。相手は1年生だったのでやりにくい部分もありましたが、それ以上にレベルの高いサッカーをしてくれたので、自分たちもハードワークをして、いい試合ができました。

リーグ戦ではまだ2部なので、1部に上がることと、インターハイと選手権予選で大阪を制覇して、全国大会でいい成績を残せるように頑張っていきたいです。」
角田優哉
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 角田優哉 (東大阪大柏原B 3年/GK)
「Bチームにとって一番のヤマ場は久御山戦だったんですが、みんなで勝とうと気持ちを一つにし、必死に戦って勝てたことが大きかったです。クロスバーやポストにも味方になってもらいましたけど(笑)、勝てたので少し自信がつきました。

失点した場面は自分の課題だと思う部分が多かったので、改善していけるようにしたいです。GKとしては身長が低いので、頭上のボールやシュートに対しての反応があまり良くないので今後の課題だと思いました。

チーム内に僕よりもうまい人がいるのでポジション争いも厳しいですが、全国優勝を最大の目標に掲げているので、まずは大阪大会で決勝まで進出して、優勝できるように頑張ります。」
石丸虎太郎
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 石丸虎太郎 (槻の木 2年/FW)
「今大会は全体的にレベルが高いと思いましたし、自分の力量を図ることができたと思います。まだまだ向上させなければならない部分は多いですが、最後まで走り切ることができたのと、ゴールを決めることができたのが良かったですね。

久御山戦が印象に残っていますね。相手は技術力とセンスがあって、すごく走らされたし翻弄されたました。ああいう相手と初めて対戦したわけではないですが、久御山はレベルが高くて厳しい相手でした。」
大寺奏楽
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 大寺奏楽 (滝川 3年/FW)
「1日目は得点できましたし、2日目はアシストをたくさん記録できました。そうやって攻撃の部分でチームに貢献できた点を監督に評価していただきました。

結果は5位でしたが、勝てそうな試合で勝ち切れないこともあったので、もっと自分たちで試合を組み立てて勝つことができれば、もっと上の順位で終えることができたかなと思います。

僕たちは神戸市のリーグで戦っているのですが、そこで優勝して兵庫県リーグに昇格することを今後の目標にして、努力していきたいですね。」
長谷川輝
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 長谷川輝 (久御山 3年/DF)
「(監督から評価されたと思う点は?)遠いサイドをよく見て、シュートに繋がるようなロングパスを出すことができました。

普段の試合よりもロングキックがうまく味方に通ったし、相手のドリブルをうまく止めることができたので良かったです。

今後はインターハイと冬の選手権で全国制覇を狙っていきたいです。」
米田尚真
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 米田尚真 (桜宮 3年/MF)
「ボランチとしてチームを支えたというか、ボールを受けてしっかりフリーランもできました。

3位以内に入れなかったのは悔しかったですが、インターハイ予選に向けて戦術理解を高めていけた大会でした。個人的にも課題がたくさん見つかりました。

インターハイ予選でまずベスト4に入り、近畿大会の出場権を獲得したいです。そこでも勝って全国大会に出場するのが最大の目標です。」
山本宏夢
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 山本宏夢 (芥川 3年/MF)
「中盤のディフェンスで頑張れたのは自信になりました。

強豪校との試合では自分たちの甘さを実感したので、この悔しさをバネにして、インターハイ予選に向けてもっと突き詰めて練習して、成長していきたいです。

特に桜宮との試合は難しかったです。同じ公立高校で正直、力の差は大きくなかったと思いましたが、単純なミスから失点し、流れが悪くなってしまうなど、メンタル面の弱さが出てしまいました。」
坪田青波
Photo:Shinsuke Asao
BEST PLAYER 坪田青波 (敦賀気比 3年/GK)
「いろいろなボールに対してうまく反応できました。いいプレーをした時は、監督からほめてもらいました。

福井県内のチームとの試合では体験できないスピードやシュートの強さを経験できました。もっとボールスピードについていけるようになりたいです。

GK教室を受講しましたが、普段はGK練習をしないので、こういう機会に練習ができて良かったです。コーチから「軸がぶれている」と言われて、もっと意識して練習していきたいです。」

GK教室
専門家によるレクチャーは貴重な経験に

GK教室
Photo:Kazuya Miyahara
大会初日には、ヴィッセル神戸スクール、兵庫県セントラルトレセンU-12を指導する河原正治氏によるGK教室が開催された。待ち時間を省略するため、参加者を2組に分けての指導が行われ、ステッピング練習ではボールの位置を意識して目線を上げること、足下は間接視野で見ること、体の軸がぶれないようにすることが伝えられた。キャッチ練習ではボールから目を離さずシュートの正面に入ること、ハイボールは高い位置で取ること、前への飛び出しはパワーを持って出ることなどが強調された。反復練習でキャッチに自信をつけた選手も現れるなど、GKコーチを常設していないチームのGKにとって貴重なレッスンとなった。
河原正治
Photo:Kazuya Miyahara
GK教室講師 河原正治 (ヴィッセル神戸スクールコーチ)
「今日は基本技術を中心に、ポジショニング、キャッチ、ステッピングの質を高く要求していこうと指導しました。GKは特殊なポジションなので、経験者が細かい部分を指示したほうが、より分かりやすく伝わると思います」

試履会
楽しみながら、様々な効果を体験

 東大阪大柏原  東大阪大柏原

試履会ではまず、アシックスからテクニック系プレーヤー向けの『DS LIGHT X-FLY2』、アタッカー向けの『MENACE』、ボランチや DF、GK向けの『LETHAL SNIPER4』と、3種類のスパイクが紹介された。
次のキックモーション撮影では、各チームの代表者1名のキックを撮影し、プロ選手のフォームとの映像比較が行われた。インパクト時に足にかかる負荷や立ち足の軸の傾き、体の流れ、フォロースルーなどについての詳細な説明があり、最新機器でのデモに、みな興味津々だった。
続くシュートスピードコンテストでは、キック力に自信のある選手5 名が 2回ずつ蹴ってスピードガンで計測し、スピードを競い合った。SAVASのブースでは、明治の担当者から「サッカー選手のスポーツ栄養学」と題した説明会が行われた。
試合前、試合中、試合後に分けて食事、エネルギー補給、疲労回復、カラダ作りなどについての説明があり、日頃、栄養面にあまり気を遣っていなかった選手たちの意識改革が促された。

2日目の試合では、希望者はスパイクを試履してのプレーもでき、実戦での激しい動きの中、キックだけでは分からないスパイクの良さを改めて体感することができた。

シュートスピードコンテスト

第一位 和田幸之佑久御山 3年 FW 117km/h
和田幸之佑
Photo:Shinsuke Asao
「シュートスピード1位はうれしかったです。コツは特になくて、助走をつけて思い切り蹴りました。最先端のキックモーションはやってみたかったですね。チームメートが体験しましたけど、蹴った後の軸足の動きなどがよく分かりましたし、やっぱり一度、体験してみたかったです(笑)。シューズは『DS LIGHT X-FLY2』を試履しました。見た目がカッコいいなと思って選んだんですが、履きやすくてフィットしますし、軽かった。足の形に合わなくて履けないものがあるので、シューズにはこだわる方なんですが、これはカンガルーレザーなので履きやすかったです。大会は楽しめました。パスをつなぐチーム、蹴ってくるチームなど、様々な相手と試合ができて、ゴールも決められて、いい機会だったと思います。ここからインターハイや冬の選手権に向けて、勝利にこだわっていきたいです。」
第二位 佐藤由維斗久御山 3年 GK 113km/h
佐藤由維斗
Photo:Shinsuke Asao
「シュートスピード2位は自分の力が8割、シューズが2割ぐらいですかね(笑)。助走もそんなにつけていないです。GKなので練習でロングキックを蹴りますし、GK同士の練習でシュートを蹴るので、シュートには自信がありました。キックモーションを見て、時代は進んでいるな、と感じました(笑)。プロのキックフォームを見ましたが、プロのフォームのほうがきれいで軸がぶれていなかったので、さすがだな、と感じました。試履は『DS LIGHT X-FLY2』を選びました。履き心地はとても良かったです。かかとが包まれている感じがあって、軽くて蹴りやすかったです。GK教室は、とても勉強になりました。自分やるとどうしても雑になってしまう基本練習をしっかり教えていただいたので、チームで他のGKにも落とし込んで、みんなでレベルアップしていこうと思います。」
第三位 稲田有星東大阪大柏原B 3年 GK 111km/h
稲田有星
Photo:Shinsuke Asao
「キックは練習でかなりやっているので、距離もコントロールにも自信がありました。ボールを力強くミートすることを意識して蹴っていて、それが今回の3位に繋がったと思います。キックモーションを見て、プロと高校年代とでは蹴り方が全然違っていました。プロはフォームきれいだったので、僕たちもキックフォームをしっかり直すべきだと思いました。自分が蹴っているところを見てみたかったですね。試履では『LETHAL SNIPER4』を選びました。履いた瞬間にフィットして、足に馴染んですごく蹴りやすかったです。SAVASは何度か似たものを飲んだことがあります。今後、公式戦の前などに取り入れていきたいと思いました。栄養面の話も聞きましたが、日頃あまり意識していなかったので、勉強になりました。」
第三位 築山隼久御山 3年 FW 111km/h
築山隼
Photo:Shinsuke Asao
「キックに自信があるわけではないので、3位は驚きました。いつも通り蹴りました。チームで最初に蹴って、その時点での最高記録を叩き出すことができたんですが、最後に上の2人に抜かれてしまいましたね(笑)。キックモーションは、プロのフォームと実際に蹴った選手のフォームを映像で比較できてよかったです。SAVASは飲んだことがあります。美味しいし、自分のためになるので、いいと思います。」
第三位 松本拓海東大阪大柏原A 3年 DF 111km/h
松本拓海
Photo:Shinsuke Asao
「僕が蹴る前の段階で既に117km/hの記録が出ていたので少し力が入りましたけど、意外にいい数字が出たと思います。キックは自主練習などでロングボールを蹴って鍛えています。キックモーションを体験して、初めて自分の蹴り方を見て、思った以上に体が開いていたし、プロの選手の蹴り方と比べて重心の違いなどを感じました。今後、意識して蹴るようにしたいと思いました。試履では、今使っているものとタイプが似ていたので『LETHAL SNIPER4』を試しました。足にぴったりフィットして履きやすかったですし、想像したイメージ通りでした。シューズはスピード面を重視して選ぶようにしています。SAVASは飲んだことはありましたが、今回、飲んだものはイメージしていたよりも美味しかったです。日頃は体のことを考えて炭酸飲料などは控えるようにしていますが、栄養面のことをもう少し考えないといけないと思いました。」
第三位 濱田真寛東大阪大柏原A 3年 MF 111km/h
濱田真寛
Photo:Shinsuke Asao
「キックには自信があったので、いい記録が出るかなと思っていました。ボランチなので、両足で蹴ること、精度の高いロングパスを蹴ることは当たり前にできなければいけないと思っています。キックモーションは、高校年代の僕らとプロとでは体つきもキックフォームも違うんだなと感じ、もう一度、体幹を鍛え直していきたいと思いました。試履では、以前も同じシリーズを使っていた『DS LIGHT X-FLY2』を選びました。足にフィットし、蹴り心地も良かったです。足は幅広なので、痛くならず足にフィットするのを選ぶようにしています。SAVASは以前から飲みたいと思っていました。普段は栄養面をあまり気にしていなかったんですけど、説明を聞いて、スポーツ選手なのでもっと考えないといけないと思いました。」

予選リーグ

Aブロック

Aブロック A B C D 勝点 得点 失点 得失 順位
東大阪大柏原高校B ◯4-0 ○6-1 ○3-1 3 0 0 9 13 2 +11 1
槻の木高校 ●0-4 ●1-3 ●1-5 0 3 0 0 2 12 -10 4
滝川高校 ●1-6 ○3-1 ●1-5 1 2 0 3 5 12 -7 3
久御山高校 ●1-3 ○5-1 ○5-1 2 1 0 6 11 5 +6 2

Bブロック

Bブロック A B C D 勝点 得点 失点 得失 順位
東大阪大柏原高校B ◯4-0 ○6-1 ○3-1 3 0 0 9 13 2 +11 1
槻の木高校 ●0-4 ●1-3 ●1-5 0 3 0 0 2 12 -10 4
滝川高校 ●1-6 ○3-1 ●1-5 1 2 0 3 5 12 -7 3
久御山高校 ●1-3 ○5-1 ○5-1 2 1 0 6 11 5 +6 2

順位決定戦

7位決定戦[B7]

A4位
槻の木高校
1-0
B4位
敦賀気比高校

5位決定戦[A7]

A3位
滝川高校
4-3
B3位
芥川高校

3位決定戦[B8]

A2位
久御山高校
5-1
B2位
桜宮高校

決勝戦[A8]

A1位
東大阪大柏原A高校
5-0
B4位
東大阪大柏原B高校

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