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浦和レッズの選手たちが教える
「今」~「未来」に向かうための、カラダづくりの考え方 vol.02

無断転載禁止 浦和レッズの選手たちが教える <br>「今」~「未来」に向かうための、カラダづくりの考え方 vol.02
プロで活躍する選手たちは、高校時代にどのようなことを考えながらカラダづくりに取り組み、 厳しいシーズンを戦い抜くために、今、何を意識しながらカラダづくりを実践しているのだろうか。
浦和レッズで活躍する3人による、ためになる話と爆笑が詰まった座談会を、VOL.01高校時代、VOL.02現在と2回に分けてお届けします!

VOL.02 現在のカラダ作りについて

食事もトレーニングも
自分で意識しながら

――続いて、現在、意識していることについて、槙野選手から。

槙野「変わっていないのはチームワークの部分ですね。個人スポーツではないですし、勝敗を左右する大事なもの、という認識です。持久力とパワーも少し上がっています。高校時代から今まで、結果を残してくる上でのベースになっている部分なので。テクニックとスピードは、自分の中で一番欠けていた部分だったので、今はスピードを上げるためのトレーニングを、専門のコーチ(元陸上選手の秋本真吾氏)にお願いしてレベルアップを図っています。スピードが上がったことで、パワーと持久力もレベルアップさせることができたと思っています。テクニックの部分は、僕はポジションはDFですが、攻撃面での貢献が求められているということで、かなり高く意識しています」

――続いて宇賀神選手。

宇賀神「10点満点になっている3つは、今、チームですごく求められていることだと思うし、特に持久力とスピードは自分の今のポジション、役割の中で求められていることなので、練習の時から常に意識しています。パワーも10点満点に近く意識しているんですけど、やっぱり自分を冷静に分析した時、パワーで押し切るタイプではないので、持久力とスピードを生かすために必要なパワーを意識しています。テクニックの部分は、プロになった選手はそこまで差がないと思うし、今から意識して劇的に伸びるものでもないはずなので、こういう評価になりました」

――高校時代と比べて、ご自身の特徴が出るようになってきたと思いますが、自分の意識が上がったきっかけはありますか?

宇賀神「大学時代に『自分の特徴を前面に押し出せ』と言われ続け、浦和の練習に参加した時も自分を出して、それが認められてプロになれたので、1年目はボールを持ったらとにかく自分の特徴であるスピードや思い切りの良さを出すことしか考えていませんでした。2年目になると相手に研究されて通用しなくなってきたんですけど、その時にヒラさん(平川忠亮)から『他の選手を利用しながら自分を出したほうがいい』と言ってもらって、今のスタイルを確立することができました。ヒラさんの一言は大きかったですね」

――武藤選手いかがですか。

武藤「僕は持久力がマックスです。高校、大学と走り込みの多いチームにいたので、持久力に関しては自信を持っていました。プロ入り後は自分よりうまい選手がたくさんいると実感したので、そうなると何で勝負するかと考えた時、やはりチームのために走ること、頑張ることで自分を評価してもらうことが大事だと思っています。チームワークも、高校の時は選手権を目標にしていましたし、浦和は常に優勝を目指して全員が一つになっているので、これも10点です」

――他の3つの項目についてはいかがですか?

武藤「テクニックはもう少し上げたいと思っています。パワーも上げたいんですけど、海外の選手とぶつかり合った時に、急に勝てるように体を大きくするのは難しいと思いますし、浦和のサッカーは判断力が求められるので、そこを上げていけば、相手に当たらないでサッカーをすることができるはずなので、テクニックを生かすための判断を身につければ、もっと上のレベルでもやれるんじゃないかと思っています」

――栄養やカラダづくりについて現在、意識していること、日々、実践していることはありますか。

槙野「僕は他の2人と違って独身なので外食が多いんですが、自分の中で不足しているもの、季節ごとに食べるべきものなどを、わがままを言って特別に食べさせてもらえるお店が何軒かあります。あとは高校時代と同様、3食しっかり食べることですね」

宇賀神「僕は奥さんが細やかに管理してくれるので、出されたものをしっかり残さず食べるというのを一番、意識しています。外食をする時もバランス良く食べることを意識していますし、あと、最初に味噌汁を飲むように意識しています。これをやることで、体が食事を採る準備ができると聞いたことがあるので」

槙野「俺は最初に箸を味噌汁につけるよ(笑)」

――それはどうしてですか?

槙野「え? あのー、いきなりご飯をたべると、箸にくっついちゃうから(笑)」

宇賀神「それ、記事に載らないから(笑)」

――裏話として載せます(笑)。武藤選手はいかがですか?

武藤「僕は昔から好き嫌いが多くて、サラダは食べたくないとか、どんぶりものだけでいいみたいな感じの偏食だったんですが、それではプロとして良くないと思い、これからなるべく長くサッカーを続けたいという気持ちもあって、今は奥さんが作ってくれるものを、栄養バランスを考えながら食べるようにしています」

――セカンドステージ終盤に向けて疲労が溜まる時期だと思いますが、フィジカル面について意識していることはありますか?

槙野「当たり前のことですけど水分は夏と同じぐらいしっかりこまめに摂るように意識しています。温冷交代浴など、リカバリー部分も徹底してやっています。あとはしっかりトレーニングをすること。それに尽きると思います」

宇賀神「僕はシーズン終盤になると鉄分が不足してくる傾向があります。チームで採血して検査をしてくれるんですが、去年、疲れている時に検査をしたら、他の選手に比べてだいぶ鉄分が足りないと言われたので、疲れているな、と感じたら、鉄分を多く含んだ料理を奥さんに作ってもらいます」

武藤「僕は今まで1年を通じて試合に出続けたことがないので、疲れ方も初体験みたいなところがあるんですけど、その中でもストレッチや温冷交代浴など、自分でできる範囲のことはやっていこうと思っています」

宇賀神「これからってことね。今年、初体験だから」

武藤「はい。ベガルタ仙台時代もここまで試合に出ていなかったですし、シーズン終盤の疲労もよく分かっていなくて、それを初めて体験しているところなんで。今、しっかり経験して、次に生かしていきたいですね」

槙野「分かんないことあったらいつでも聞いて!」

武藤「さすがベテラン(笑)」

環境や恩師から
様々な影響を受けた

――秋から冬にかけて、高体連は選手権予選があり、クラブユースはクラブユース選手権や高円宮杯があり、シーズンが佳境に突入する時期だったと思います。高校時代のこの時期に、カラダづくりで意識していたことはありますか?

宇賀神「僕はそういうのを何も意識していなかった。練習や体幹トレーニングも、トレーナーの人に言われたことを練習時間内にやって、それ以外は何も意識していなかった。だからトップに上がれなかったんだと思います」

槙野「僕たちの場合は、厳しいトレーニングを当たり前のこととしてやっていたので、逆の意味で意識していなかったです。全体練習後の個人練習も、入浴前の筋トレも、他の人に話をすると『そんなにやるの?』と言われるんですが、僕たちは日課として特に意識することなくやっていました」

武藤「僕たちは朝練が7時からあったので、6時前には家を出ていましたし、帰宅も夜10時以降。朝も夜も一生懸命やるだけで、何か考えていたかと言われれば、ちょっと分からないですね。無意識にサッカーをしていた感じです」

――先輩や監督、クラブユースの場合はプロの選手も身近にいたと思うんですけど、影響を受けた人やものはありますか?

槙野「広島はユースとトップチームが同じ場所で練習していて、グラウンドは近いんですけどクオリティーの差はすごく大きくて、それでも頑張って結果を出せばトップチームと一緒にやれるという環境でした。トップチームに呼ばれる選手が出ると、僕はわざとその選手とマッチアップしました。この選手を超えればトップチームの選手と一緒にできるんだって、そう思いながらやっていました」

宇賀神「浦和はユースとトップの練習場所が違うので、接点がなかったんですけど、埼玉スタジアムに試合を見に行った時は『このピッチでやりたいな』って思いましたね。埼玉スタジアムって、入場シーンからカッコイイじゃないですか。階段を上がってきて。あれは味わいたかったですね」

武藤「僕はそこまで身近にプロを感じられる環境ではなかったんですけど、監督が読売クラブの出身で、日本代表にも選ばれたことのある方(大友正人監督)で、僕に対して『もっと激しくやらないとプロになれないよ』、『毎日シュート練習しないと、プロではやっていけないよ』と厳しく指導してくれて、サッカーに対する取り組み方を変えてくれました」


3選手のオススメ


「試合終了後すぐに飲んでいます。これを飲むことによって、試合の翌日や2日後にどっと疲れが来る時の疲労度合いが軽減される気がします」

「試合終了後すぐに飲んでいます。これを飲むことによって、試合の翌日や2日後にどっと疲れが来る時の疲労度合いが軽減される気がします」

「試合のハーフタイム中に飲みます。これを飲むことによって、より長い距離を走れるんじゃないかなって僕の中では感じています」

「試合のハーフタイム中に飲みます。これを飲むことによって、より長い距離を走れるんじゃないかなって僕の中では感じています」

「試合終了後、すぐのタイミングで飲みます。ゼリータイプで飲みやすく、味もおいしいですし、栄養補給にもなるのでオススメです」

「試合終了後、すぐのタイミングで飲みます。ゼリータイプで飲みやすく、味もおいしいですし、栄養補給にもなるのでオススメです」

VOL.01 高校時代のカラダ作りについて

浦和レッズで活躍する3人による、
ためになる話と爆笑が詰まった座談会の前半はこちらから。

Vol.01

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