LIFEライフ 進路

サッカー業界関係者インタビュー
多摩大学 体育会 フットサル部 監督
福角有紘さん

無断転載禁止 サッカー業界関係者インタビュー<br>多摩大学 体育会 フットサル部 監督<br>福角有紘さん

フットサル界の革命児

― 競技歴は?

少年野球サッカー部フットサル

「小学生の時は少年野球をやっていて、中学で友達と一緒にサッカ ー部に入り、サッカーを始めました。高校は神戸弘陵学園高校に進学してサッカー部に入りましたが、 AチームとBチームを行ったり来たり、という感じで、1年次に神戸市の1年生大会決勝で途中出場し、決勝点を決めたのがサッカーキャリアのピークです(笑)。それでもプロになりたくてスポーツ系の専門学校(ルネス学園)に進み、そこでサッカーをしながらフットサルを始めました」」
―フットサル界に進むきっかけは?

ブラジルでのゴール

「社会人チームでプレーしていた時にブラジル遠征をしたんですが、その時にサントスやサンパウロ、コリンチャンスといった名門クラブのフットサルチームも参加する大会に出場したんです。観客席は超満員、サンバを演奏しているような『これぞブラジル』という雰囲気で、相手はブラジル代表もいるようなチームだったのでボロ負けだったんですが(笑)、自分がミドルシュートを決めた時に観客がすごく盛り上がって歓声が鳴りやまなくて、その時に『自分は絶対にフットサル界で生きていくんだ』と決めました」
―現職に就いたきっかけは?

奥大介さんの後押し

「県リーグ、地域リーグで10年近くプレーし、Fリーグが開幕した時にはプレデター浦安に所属していたんですが、ひざのケガのせいで1度もFリーグのコートに立つことなく引退しました。そこからすぐにフットサル指導者を目指してC級ライセンスを取得し、大阪府1部リーグの社会人チームや大阪府選抜などで監督を務めつつ、フットサルスクールも開校して活動していた時に、高校の先輩であり、系列校の多摩大目黒高校のサ ッカー部監督でもあった奥大介さん経由でお話をいただき、2012年に就任しました」
―自分を突き動かすものは?

コンプレックス!

「高校サッカー部では1年生大会がピーク、Fリーグも出られなかった、フットサル日本代表も候補になりましたが、W杯直前、最後の最後に落選とコンプレックスをたくさん抱えていて、それがエネルギーになっています(笑)。誰でもコンプレックスは抱えていると思いますので、それをプラスの力に変えてほしいですね」
―今後、フットサル界をどうしていきたい?

子どもたちが目指せるステージに!

「Fリーグはありますが、状況としてはまだまだ厳しいので、子どもたちがその舞台に立ちたいと思えるようなステイタスを作っていきたいです。高校生プレーヤーの中にもフットサル向きの子がいるので、大学フットサル界が進路の選択肢の一つになってあげられればいいですね。未知の競技にチャレンジする経験は、卒業後の人間形成にも役立つと思います」
―高校生にメッセージを

自分で変えて!

「言われたことをただやるだけではなく、自分の人生は自分で変え、自分で作っていくものだと考えて生きてほしいです。そうすれば毎日が面白くなりますし、年齢を重ねるたびに人間としての魅力が増していくと思います」

喜びの1ページ

何よりうれしい全国3位!

「就任初年度に入ってきた部員は初心者も混じっていて、何とか1チーム組めるぐらいの状態だったんですが、そんな子たちが今、4年生で、全日本大学フットサル大会に出場して3位になったんです。コーチをしているフットサル女子日本代表が今年9月のAFC女子フットサル選手権で準優勝し、それもうれしかったんですが、それよりもこの銅メダルが僕にとっての勲章です」
福角有紘
福角有紘さん ARIHIRO FUKUZUMI 多摩大学 体育会 フットサル部監督
1978年2月10日生まれ。現役時代はプレデター浦安(現バルドラール浦安)などでプレー。現在は多摩大学体育会フットサル部監督の他、DIEGOフットサルスクールの運営やフットサル女子日本代表コーチなどを歴任している。

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