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サッカー業界関係者インタビュー
スポーツバー「UNION」オーナー
斉藤紀由さん

無断転載禁止 サッカー業界関係者インタビュー<br>スポーツバー「UNION」オーナー<br>斉藤紀由さん

バーを経営する元Jリーガー

―選手キャリアは?

大卒でプロ入りしました

「ベガルタ仙台ユース出身で、当時はプロになりたい気持ちがあったんですが、成長を期して東京農業大学に進みました。4年間サッカーに打ち込み、仙台とプロ契約寸前までいったんですが、監督交代があって白紙になり、知人のつてを頼ってFCホリコシと契約しました。そこで1年半プレーした後、ロッソ熊本で2年半プレーし、契約満了を機に引退しました。熊本では10番を着けていたので、『10番なのにクビ』というのがネタになっています(笑)」
―現職に就いたきっかけは?

パンサー尾形さんへの電話

「サッカー界から離れて全く違うことをやろうと思って、最初はJリーグキャリアサポートセンターに相談に行き、様々な業種の方々と会っていました。そんな時に、パンサーの尾形貴弘さんが地元の先輩で仲良くしていたので、電話したんです。『引退するんだったらお前もNSC入れよ。それで俺と組もうぜ』って言われたので丁重にお断りしたんですけど(笑)、その後に尾形さんとも仲のいい共通の知人から『バーの店長を探しているオーナーがいるんだけど、会ってみない?』と誘われて会いに行ったらすぐに意気投合して、 1カ月後には開店していました」
―開店までにどんな努力をした?

1カ月間ゼロから勉強!

「何も分からなかったので、渋谷でバーを経営している知人に頼み込んでお酒の作り方を教えてもら ったり、『UNION』というお店の名前を決めたり、メニューを考えたり、業者を呼んで話をしたりと、ひたすら勉強しました。パワーがあれば常にアクションを起こすのが僕のスタイルなので、その1カ月間はとことんやりましたね」
―その努力を支えたものは?

メンタル!

「強い気持ちと勢いですね。プロでやってきたプライドもありましたし、不安な気持ちがちょっとでもあったらこの仕事をやっていなかったと思います。強いメンタルが大切なのは、サッカーと一緒ですね。今の若い子たち、特に高校生にも、強い気持ちで戦ってほしいですね。何を言われてもねじ伏せられる、強い気持ちで」
―サッカーから学んだことは?

一人じゃ何もできない

「サポート精神は、サッカーで培ったものですね。一人じゃ何もできないと分かりましたし、今の仕事にも生かされています。一度はサ ッカーから離れようとしましたが……やっぱり離れられないですね」
―高校生にメッセージを

強い気持ちで突き進んで!

「目標に対して強い気持ちで進んでほしいです。自分次第で人生は変わってくるんで、しっかりと目標設定をして、進んでほしいですね。あと、人との出会いは大切にしてほしいです。僕もサッカーを通じていろいろな人と出会い、それが自分の財産になっています。みなさんも20歳になったら遊びに来てください!」

喜びの1ページ

斉藤紀由

サッカーに助けてもらった!

「今から2年前に血液のガンを患ったんですけど、その時にある代理人の方がチャリティー Tシャツを作って広めてくれるなど、サッカーとサッカー界が僕を助けてくれました。 1年ぐらいで奇跡的に良くなったので、今は感謝の気持ちも込めて、サ ッカー界に少しでも貢献したいという思いでいます。だから前座マッチのオファーがあれば喜んで参加しますし、インターネット番組にも出演させていただいています」
斉藤紀由
斉藤紀由さん KIYOSHI SAITO スポーツバー「UNION」オーナー
1982年10月11日生まれ。ベガルタ仙台ユースから東京農業大学を経てFCホリコシ(後のアルテ高崎)、ロッソ熊本(現ロアッソ熊本)でプレー。現役引退後はスポーツバーの店長、オーナーを務めつつ、OB戦などにも参加している。

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