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日本代表2人が獅子奮迅のアピール 「NIKE ACADEMY MOST WANTED」グローバルファイナル2日目をリポート

無断転載禁止 日本代表2人が獅子奮迅のアピール 「NIKE ACADEMY MOST WANTED」グローバルファイナル2日目をリポート
写真提供:NIKE

若きフットボーラーを発掘する世界規模のスカウトプロジェクト「NIKE ACADEMY MOST WANTED」(※2013年まで「NIKE CHANCE」として実施)。イングランドフットボール協会(FA)の本拠地にして世界屈指のトレーニング施設を誇るセント・ジョージズ・パークにて行われている最終セレクション「グローバルファイナル」が26日(現地時間)2日目を迎えた。

エリートトレーニング機関「NIKE ACADEMY(ナイキアカデミー)」への参加権を懸け、日本代表として参加しているのは白川恵士朗(未所属)とMF西尾翼(東海大)。初日に手応えを得た2人が、選考会の第2フェーズへと挑む。

NIKE MOST WANTED
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2日目のこの日は、午前にコーチングセッションでナイキアカデミーのトレーニングメニューで身体を動かし、午後は紅白戦というスケジュールが組まれた。18時からの紅白戦の前には2時間もの戦術ミーティングの時間が設けられ、即席チームながらも、徹底したコーチと選手間の意思確認が取られた。

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夜の帳が下り、選手は天然芝が植えられた屋外ピッチへ。いよいよ自らの能力をアピールする格好の場となる紅白戦が始まった。A、Bチームに分かれ、白川、西尾はそれぞれBチームで出場することとなった。

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まず口火を切ったのは、昨日は消化不良のプレーながらも「中途半端なコミュニケーションは逆にストレスになる。プレーで見せたい」と語っていた白川。この日、20分3本の1本目のゲームをトップ下で先発すると、ファーストタッチで「イメージ通り」というミドルシュートをゴールに叩き込んだ。「本調子ではなかった」という昨日はゲームから消えていたが、この日は打って変わって攻撃を奏でる役割に変貌。「自分の能力を見せれたら絶対ボールが来る」と語っていたように、インパクト絶大のファーストインプレションを残したことで、ボールが回ってくる展開を自ら創りだす。ギャップでボールを受けては相手のゴールを脅かし、時にはタメを作り、ファーストタッチでボールを叩いては、攻撃の緩急を演出した。天才肌のレフティーはここぞの場面で存分に存在感をアピールすることとなった。

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一方、昨日は豊富な運動量で随所に光るプレーを見せた西尾は、左ウイングで先発し、2本目からボランチのポジションへ。この日はセンターバックからのビルドアップが右に偏ったこともあり、中盤の底でボールに触れる機会こそ少なかったが、積極的なオフ・ザボールの動きでチームに貢献。ロングボールが多様されたことで目立った攻撃参加こそできなかったが、守備面での献身はあいかわらずで、及第点以上の印象を残した。しかし「チームに気を遣いすぎた」と本人は不満気だ。「一歩下がった位置から見ていて、ケアばかり考えていました。その分、攻撃のカウンターでも出るのが遅れてしまったり、ワンテンポ遅れてしまったことで攻撃参加が少なかった」と悔しさを滲ませる。チームには貢献した。ただし、ここは世界中から集められた才能が集結するセレクションの場だ。確固たる「個」を見せたい欲求は、当然西尾も持ち合わせている。「無難なプレーが多い。もっと仕掛けるとかチャレンジしないと、ただ空いているところにパスをしていては目立たない」と語る背景には、この日ファンタジー溢れる仕事をやってのけた白川の影響もあるだろう。

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昨日は不調だった白川が、好調の「西尾評」を語り、この日は唇を噛み締めた西尾が、活躍の「白川評」を試合後に語った。ともに日本代表ながら、この場では互いがライバルの1人だ。明日の最終日はいよいよ「ナイキアカデミー」との練習試合が控えてる。昨年のグローバルファイナル通過者・波田野海も相手チームの一員として参加する予定だ。そして現アカデミー所属の選手にとっても、この練習会はシビアな戦いとなる。今年の合格者の結果いかんによっては己の席を明け渡すことにも直結するからだ。

人生を左右するといっても過言ではない「グローバルファイナル」も残すところあと1日。明日は白川、西尾がともに大活躍した互いの戦評を語り合う姿があることを願いたい。

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