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[第94回全国高校サッカー選手権大会]
開幕戦 駒澤大高vs阪南大高 MATCH REPORT

無断転載禁止 [第94回全国高校サッカー選手権大会]<br>開幕戦 駒澤大高vs阪南大高 MATCH REPORT
文/池田敏明 写真/足立雅史

2015年12月31日 浦和駒場スタジアム

駒澤大高
[得点者]
前半28分 深見 侑生
前半30分 竹上 有祥
2-1
阪南大高
[得点者]
後半21分 木戸口 蒼大

第94回全国高等学校サッカー選手権大会、駒沢陸上競技場での開幕戦は、駒澤大高(東京B)と阪南大高(大阪)の激突となった。

駒澤大高は開始わずか2分、MF竹上有祥が中盤から勢いよく飛び出してGKと一対一の状況を作り出し、左足でシュート。10分にはMF春川龍哉がこぼれ球を拾ってミドルシュートと、立て続けにゴールへと迫る。阪南大高はGK杉田裕哉が冷静に対処してこれらのピンチをしのぐと、11分にビッグチャンス。MF吉田康平が得意のドリブルで右サイドからカットインし、パスを受けたFW徳網勇晟が勢いよく左足を振り抜いたが、ボールは右ポストを直撃する。

「あのシュートが入っていれば、という思いはあったんですが……。あそこがウチの時間帯になったことで、その後が相手の時間帯になってしまったのかな、と思います」と試合後に阪南大高・濱田豪監督が振り返ったとおり、10分から20分頃にかけては阪南大高のハイプレスと速攻がハマり、ペースをつかんでいたが、この時間帯をしのいだ駒澤大高が徐々に盛り返し、ついに先制点を奪う。28分、FW深見侑生が仕掛けたドリブルは阪南大高DF岸元海にブロックされたが、MF栗原信一郎が一瞬の隙を突いてペナルティーエリア内でボールを奪い返し、ゴールライン際からマイナスクロスを送る。走り込んだ深見の左足シュートは杉田にブロックされたが、そのボールが深見の前にこぼれ、再び左足で押し込んでネットを揺らした。

これで阪南大高の守備陣は動揺し、2分後にさらなる失点を喫してしまう。ペナルティーエリア外に飛び出してのクリアを試みた杉田の判断が遅れて相手にボールが渡ると、駒澤大高はMF矢崎一輝が相手と競り合いながらこれをキープし、左サイドを駆け上がった竹上に展開。竹上が鋭い切り返しでDFをかわして右足シュートを放つと、ボールはGKの手をかすめて逆サイドのネットに突き刺さった。

阪南大高は34分に1枚目の交代カードを切り、後半開始早々の48分には2枚替えを敢行するなど、次々に手を打って反撃を試みる。そして61分、交代出場のFW木戸口蒼大がドリブル突破を仕掛け、ペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを木戸口自らが豪快に蹴り込んで1点差に追い上げる。

66分には186センチの長身DF村瀬悠介を最前線に入れるパワープレーで同点を目指すが、駒澤大高は全員が最後まで集中力を切らさず、球際の激しさを見せて相手に追加点を許さず。開会式直後に行われた注目の一戦は、駒澤大高に軍配が上がった。

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