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高橋大悟(神村学園高等部1年/FW)
ルーキーながらチームに欠かせぬ存在に 相手の隙を逃さないマルチFW

無断転載禁止 高橋大悟(神村学園高等部1年/FW)<br>ルーキーながらチームに欠かせぬ存在に 相手の隙を逃さないマルチFW
文・写真/森田将義

ルーキーながらチームに欠かせぬ存在に
相手の隙を逃さないマルチFW。

デビュー戦で4ゴール。アシストも可能な万能型FW

身長170cm、体重60kg。決して体格に恵まれた選手ではなく、他を圧倒するスピードがあるわけでもない。ただ、ボールを持ったら得点に結びつけるプレーを見せる。まだ1年生ながらも、九州の主役候補の一人が神村学園高等部のFW高橋大悟だ。

附属中学時代にU-14日本選抜に選ばれるなど早くから期待された存在で、高校入学直後の昨年4月のプレミアリーグ九州の開幕戦で早速、スタメン入り。選手権で日本一になったこともある鵬翔高校相手に4点を奪って、鮮烈なデビューを飾った。「身体のサイズが小さいので、フィジカルを使ったプレーは得意じゃない。ちょっとした隙を突いたり、俊敏さで負けないようにしている。完全に相手を抜き去らなくても、少しのスペースがあればシュートを狙う」と自らを評するように、特徴は相手の隙を逃さない的確なプレー判断と正確な左足にある。プリンスリーグ九州ではコンスタントにゴールネットを揺らし続け、得点ランキング3位の13得点をマーク。有村圭一郎監督が、「トップに入れば点が獲れるし、サイドに入ればチャンスメークができる」と語るようにストライカーとしての仕事だけでなく、右サイドに回っても魅力は失われず、リーグ7位の5アシストを記録した。

高橋大悟(神村学園高等部1年/FW)

2年目を迎えて広がるプレーの幅

1年目としては上出来といえる結果を残した高橋だが、チームとしては結果を残せず悔いの残る一年だった。インターハイ予選では鹿児島実業高校との決勝戦に進んだが、延長戦で涙を飲み、全国の舞台に立てず。最大のターゲットとして捉えていた選手権でも鹿児島城西高校との決勝戦まで進んだもの再び延長戦で敗れる結果に終わった。それでも、「選手権で負けてからはチーム全員できつい思いをたくさんしてきた。あの負けがあるから今がある。僕らにとって良い負けだったと思う」とルーキーイヤーを振り返る。

予選敗退後にはチーム全員で肉体強化にも取り組んだ。特にきつかったと振り返るのが昨年末から年明けにかけて行った「ご飯合宿」。朝と昼に約1kgの白米を平らげ、夜は1.5kgもの米を平らげ、肉体改造の基礎作りを行った。その甲斐もあって、これまでは相手との接触をうまく避けてのプレーが多かったが、「相手を利用したプレーにもチャレンジしたい」と相手を背負ったプレーにも取り組み始めたという。

今年に入ってからはサイド攻撃に注力し始めたチームの核として左サイドMFでのプレーが増えている。「これまでは右サイドの方が得意で、中に切れ込んでシュートが多かった。でも、左サイドでプレーすると縦への突破が大事。決してスピードがあるわけではないのでタイミングを重視して、ドンドン縦を狙っていく。キックには自信があるので、ピンポイントクロスを上げるのを意識している」。そう意気込みを口にするなど、また新たな引出しが増えつつある。更に存在感を増せば、自ずと全国の舞台も近づいてくるはずだ。

高橋大悟(神村学園高等部1年/FW)
Photo:Masanori Morita
高橋大悟 TAKAHASHI DAIGO 神村学園高等部1年/FW
1999年4月17日生まれ 170cm/60kg 鹿児島県出身
屋久島の出身で、中学時代はサッカーと並行して野球も経験。中学から神村学園へと進み、サッカーに1本化。1年次から出場機会を掴むと、2年次には全国中学生サッカー大会で4強入りへと導き、優秀選手にも選ばれた。高校入学後もすぐさま定位置を掴み、選手権予選では1年生ながらも背番号10を背負った。

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