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全国強豪校REPORT
瀬戸内高校(広島県/私立)

無断転載禁止 全国強豪校REPORT<br>瀬戸内高校(広島県/私立)
文・写真/森田将義

ターゲットは3年ぶりの全国出場
地元インターハイに向けて気合十分

ライバル校も認めるチームの充実ぶり

「今年の瀬戸内はかなり良い」。3月半ばに行われた中国新人大会で、ライバル校の選手、監督から強さを認めるコメントが多く聞かれたように、今年の中国地方は瀬戸内高校の前評判が高い。
今年のインターハイは地元である広島県で開催。県からの出場枠が増えて、チーム内のモチベーションが高まっていることが真っ先に要因として挙がるが、現場から離れていた安藤正晴監督が2年ぶりに指揮に戻ったことも大きなプラス。安藤監督は「地元のインターハイと初の選手権出場が今年はノルマ。学校としての使命でもある」ときっぱり言い切る。

自信の根源となっているのはコーチを慕って、瀬戸内の門を叩いたFW安部裕葵、MF浅野嵩人ら関東出身の選手たち。「目の前の相手に絶対に負けない気持ちが少ない。負けても誰かがカバーしてくれるという気持ちがある。基本的にはサッカーは目の前の相手に勝つことが大事」と厳しさを要求する浅野らの存在は県内の選手が主体のチームに科学変化を起こしており、安藤監督は「メンタル的にしっかりしていて、自立しているから、主張もできる。彼の存在に刺激を受けて、県内の子たちも変わってきている。彼らを抜かせないようにトレーニングから激しくなった」と話す。

地元インターハイに向けて気合十分-瀬戸内高校-

広島だけでなく、中国地方で抜けた存在に

全国での戦いに照準を合わせて、昨年まで「こじんまりしていたサッカーにも手を加えた」(安藤監督)。今年に入ってから、中国新人大会までは徹底してサイド攻撃に拘り、チームにダイナミックさを与えつつ、中央を使った攻撃も整備。春休みの遠征では、4月から始まるプリンスリーグ中国に照準を合わせて「しんどい状況でもタイトに行ける」(安藤監督)守備を整備し、チーム力を高めている。

この2年間は県のベスト8が続いたが、結果も再び出始めた。3月半ばに行われた中国新人大会の準決勝では久しく勝てていなかった広島観音高校に勝利。最終的には県の新人大会と同じく、決勝で広島皆実高校に敗れはしたが、「練習試合で『できるぞ!』と感じても、いざ公式戦で負け続けた相手になると、意識して身体が重くなる。しばらく結果が出ていなかったので、彼らの自信に繋がるはず」と指揮官が話したように、確かな収穫を得た大会だったことは間違いない。怪我で不在だった安部が戻れば、「彼が入ると、相手を引かせることができるので、サイドがもっと使える。安部が引っ張って、サイドがもっとハードワークするとボールが動くし、ドリブルがもっと活きてくる。攻撃はもっと面白くなると思う」(安藤監督)。

「今年は広島でインターハイがあるので、広島だけでなく中国地方で抜けた存在にならないといけないと常に選手同士で話している」と浅野が意気込んだように、全国行きがノルマと言える勝負の年が幕を開ける。

地元インターハイに向けて気合十分-瀬戸内高校-

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