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竹村史明(神戸弘陵学園高校2年/MF)
大一番での勝負強さはピカイチ

無断転載禁止 竹村史明(神戸弘陵学園高校2年/MF)<br>大一番での勝負強さはピカイチ
文・写真/森田将義

大一番での勝負強さはピカイチ
全国4強入りの鍵となる2年生アタッカー

ルーキーイヤーから、大舞台での強さを発揮

「なぜかは分からない」と苦笑いするが、ここぞという場面で無類の勝負強さを発揮するのが神戸弘陵学園高校のMF竹村史明(2年)だ。特徴は切れ味鋭いドリブルだろう。ルーキーイヤーの昨年は交代の切り札として重宝され、相手の足が止まった試合終盤にサイドからスキルとスピードを備えた突破を繰り返し、攻撃を活性化させた。

 加えて、ゴール前でも存在感を見せつけ、「ゴールでチームに貢献しないといけないと思っている」という意気込み通り、貴重なゴールを連発してきた。U-18年代最高峰リーグ「プレミアリーグ」への参入がかかった旭川実業高校戦でアディショナルタイムに決勝点をゲットすると選手権でも、初戦となった東京都市大学塩尻高校戦で後半22分から出場機会を掴み、直後に決勝点をマークするなど奪ったゴールはいずれも貴重な一撃ばかり。2年目を迎えた今年も大舞台での強さは変わらず、プレミアリーグWESTの開幕戦で名古屋グランパスU18から2得点を奪い、勝利に貢献。今季3勝目を上げた大津高校との一戦でも先制点をマークするなど、ここまでチームトップの7得点を奪っている。

 強豪や大一番での活躍は決して偶然ではなく、本人の意識がけによる部分が大きい。格上との対戦では相手のプレッシャーが速いため、余裕を持ったプレーはできない。相手が身体を寄せるよりも速くプレーするため相手の逆をとったり、少しでも速くシュートを打つように心がけているという。また、全体練習後に自主練でシュートを徹底してきたことも、結果に繋がっている。

竹村史明(神戸弘陵学園高校2年/MF)

目標とする全国4強に向けて、調子は上向き

 2年生ながらも結果だけ見ればエース級の成績を残しているが、「このチームは本当に競合が激しくて少しでも調子が悪かったらスタメンを外されたり、Bチームに落とされてしまうので毎日気が抜けない」と口にするように安泰と言えるポジションがないのも、神戸弘陵の特徴でもある。実際、「春先は自分でも結果を残せていたと思うけど、暑くなってきたら全然結果が残せなくなって、プレミアリーグ前期の終盤は調子がまったくだった」と振り返るように6,7月はスタメンから外れるどころか、ベンチ入りすら果たせない試合もあった。しかし、「夏が終わって、陽ざしがなくなり涼しくなってきたから調子が良いんだと思う」と苦笑いするように夏以降、再び調子を上げている。

 いよいよ選手権予選が始まる。チームとしては全国ベスト4を目指しているが、そのためにはまず「県を突き抜け」頂点に立つ必要がある。同じく、全国での上位進出を目指したインターハイでは、予選の決勝で後半途中から出場。決定的な場面を迎えながらも、シュートがミートせずゴールを奪えず、PK戦の末、滝川第二高校に敗れた。それだけに冬にかける想いは強く、「絶対にタキニには勝ちたい」。チームの高みに彼の活躍が不可欠だ。

竹村史明(神戸弘陵学園高校2年/MF)
Photo:Masayoshi Morita
竹村史明 TAKEMURA FUMIAKI 神戸弘陵学園高校2年/MF
1999年7月23日生まれ 171cm、60kg 兵庫県出身
中学時代はFCフレスカ神戸に所属。神戸弘陵に入学した昨年は兵庫県国体選抜の一員として和歌山国体にも出場。冬には一年生で唯一、選手権のメンバー入りを果たし、得点も記録した。

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