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全国強豪校REPORT2016
藤枝明誠高校「自ら考え、楽しいサッカーを実践」

無断転載禁止 全国強豪校REPORT2016<br>藤枝明誠高校「自ら考え、楽しいサッカーを実践」
取材/池田敏明
写真/野口岳彦

自ら考え、楽しいサッカーを実践

KEYWORD 011時間15分の全体練習

学校の敷地内に人工芝グラウンドがあり、144名の部員は4チームに別れて練習している。ただし、チーム練習は1日1時間15分のみ。それ以外の時間をどう使うかは選手たち自身が考えなければならず、朝練や居残り練習は自主的に行っている。

2010年に完成した人工芝グラウンド
2010年に完成した人工芝グラウンド

KEYWORD 02“楽しいサッカー”を志向

プレーしている選手たち自身にとっても、見ている人にとっても楽しいサッカーを志向し、人もボールも動くポゼッションサッカーを目指している。選手たちの大半は地元、静岡県の出身で、中学時代にそのサッカーを目の当たりにし、憧れを持って入部している。

楽しいサッカー
“楽しいサッカー“を志向し、ポゼッションを高める練習に励む
小林志光
小林志光(2年/MFFCロプタ静岡)

「練習会に参加した時に人工芝グラウンドやトレーニングルームなど環境の良さに驚いたのと、ここなら自分の好きなパスサッカーができると思って進学を決めました」

KEYWORD 03サッカーを知らない?監督

松本安司監督は事あるごとに「俺はサッカーを知らない監督だから」と口にするが、四日市中央工業高校から浦和レッズに進んだ元プロであり、プレー面はもちろん、フィジカルトレーニングや栄養管理の知識も豊富。それでも選手の自主性を重んじる指導を貫き、人間としての成長も促している。

松本安司監督
選手の自主性を尊重しつつ“熱さ“も見せる松本監督
八木祐大
八木祐大(2年/MF)

「監督は熱い人。元プロなのでサッカーは絶対に知っているし、たまにアドバイスしてもらう時もあるんですが、聞いたら『なるほどな』って思います」

KEYWORD 04心のトレーニング

近隣住民からの要望を受け、練習を急遽、中止して学校の周囲にある水田の草むしりをしたり、保育園の子供たちと一緒に遊んだりすることもあるという。「何のトレーニングにもならないかもしれないですけど、言ってみれば心のトレーニングですね」と松本監督。こうやって周辺社会との関わりを持つことも、選手たちの成長には必要なことなのかもしれない。

KEYWORD 05サッカー王国復活

静岡は元々、埼玉、広島と並ぶ“サッカー御三家“の一つ。近年は絶対的な地位を確立できていないが、だからこそ藤枝明誠は「王国復活」を掲げる。「今では“王国“が死語になっているので、復活させたい。うちがさせたいけど、刺激を受けた他の高校がやってくれてもいい。選手たちにはそれだけのことを担っていると自覚してほしいし、意識が変わることを期待したい」(松本監督)

サッカー王国復活
グラウンドに掲げられる横断幕には「サッカー王国復活へ」の文字が

主なOB

小澤雄希(カマタマーレ讃岐)/杉本拓也(ガイナーレ鳥取)

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