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Cブロック展望
第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー

無断転載禁止 Cブロック展望<br>第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー
文・写真/吉田太郎
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「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」が12月30日(金)、いよいよ開幕!
footies!では出場全48校を8ブロックに分けて徹底分析!大会の行方を展望する。今回は、伏兵候補が並ぶCブロックを紹介する。

8強入り第一候補は実績のある広島皆実
開幕戦の関東vs野洲は一回戦屈指の好カード

広島皆実

今大会の伏兵候補が並ぶ顔ぶれとなったCブロックだが、最も8強入りに近い存在は広島皆実だ。16年度は3月の中国高校新人大会、6月の中国高校選手権大会でいずれも優勝。地元優勝を掲げて臨んだインターハイではPK戦の末に初戦敗退したものの、選手権の広島県予選決勝ではインターハイベスト8の瀬戸内を撃破して4連覇を果たした。187cmの大型CB河野秀汰と最終ラインのファイター・小林拓真、GK對川敦紀を中心とした守りは強固。攻撃陣ではエースMF藤井敦仁やMF片岡永典、FW安原修平の突破、連係よくスペースを突くサイド攻撃、ショートカウンターからゴールを連発する。1年前の初戦敗退、インターハイの悔しさも選手たちのエネルギーとなっているようだ。DF有働周平主将が「優勝を目指して頑張りたい」と力を込めたのに対し、初戦で対戦する創造学園は切り替えの速い攻守で勝負する。DF青木弥彦とDF青木悠弥の青木ツインズや注目CB森昂大、MF前谷朋宏ら存在感のある選手を擁する創造学園は、強豪から全国初勝利を目指す。

広島皆実

開幕戦で激突することになった関東第一野洲戦は注目カードだ。16年度のインターハイで4強入りしている関東第一は実績ある初出場校。昨年から10番を背負うMF冨山大輔とCB鈴木友也を攻守の両輪に、空中戦で抜群の強さを誇るCB石島春輔ら攻守に力のある選手が揃う。選手層に懸念があった昨年度の課題を強みに変えて、悲願の東京予選を制覇。1年生ドリブラー・小関陽星ら選手交代でサッカーを変えることのできるチームは、ダークホースになりうるポテンシャルがある。対する“セクシーフットボール”こと野洲はMF徳田竣希やMF高取誠隆ら個々のスキルの高さとショートコンビネーションによる崩しが生命線だ。滋賀県予選決勝では後半終了間際にFW陸田直毅とのダイレクトのワンツーからMF江口稜馬が1タッチで入れたラストパスをFW毛利大河がスライディングシュートで決めて決勝点。魅せるサッカーで滋賀県予選を制した野洲が、全国大会の開幕戦でも沸かせてくれそうだ。

10年度選手権、11、12、15年のインターハイで4強入りしている立正大淞南と、16年のインターハイ3位・昌平を埼玉県予選で破った正智深谷(13年インターハイ4強)が激突するカードも面白い。大型ストライカー・FW梅木翼が「今年のチームは個人の力は低いんでチーム全体で丁寧にやっていく」という立正大淞南だが、伝統の中央突破とハイプレスは健在。MF井上健太やMF大島拓登、FW泉勇也らが個で仕掛けてチャンスを作り出し、中国地方屈指のストライカー・梅木がゴールに結びつける。182cmのボランチMF林尚輝、190cmCB西谷泰賀といったサイズ感のある選手による多彩なセットプレーにも注目だ。一方、正智深谷はMF小山開喜を軸としたパスワークから、FW玉城裕大やFW新井晴樹、スーパーサブのFW田島帆貴らが個人技も活かしてゴールへ切れ込む。昌平の決定的なシュートを阻止し続けたGK戸田海斗を中心に守備面も安定しており、3度目の選手権で初白星を挙げれば、一気に上位へ食い込む力をもっている。

footies!編集部ちょい足し取材メモ

広島皆実

MF藤井敦仁が「県とか中国だけでなく、全国で戦えるチームや選手になりたい」と語っていたように、チームの目標は全国での躍進。2年連続ベスト8から初戦敗退に終わった夏の悔しさを晴らせるか。

野洲

インターハイ予選準決勝で綾羽に敗れた後、主将のDF川瀬相は「一人ひとりが変わる必要がある」と語っていた。悔しさを胸に成長を遂げたチームは選手権予選で綾羽に3発リベンジ。全国でも野洲スタイルを展開する。

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