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Eブロック展望
第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー

無断転載禁止 Eブロック展望<br>第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー
文・写真/吉田太郎
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「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」が12月30日(金)、いよいよ開幕!
footies!では出場全48校を8ブロックに分けて徹底分析!大会の行方を展望する。今回は、関西の名門・滝二、石川県予選で星稜を退けた鵬学園、最多42回出場の秋田商がひしめき合うEブロックを紹介する。

関西の名門・滝川第二は持井を中心とした圧倒的な攻撃力
星稜18連覇を阻止した石川代表の鵬学園に注目!

鵬学園

石川県予選で星稜の18連覇を阻止した鵬学園がシードという形で2回戦から登場。Eブロックはずば抜けた力を持つ存在こそいないものの、実力のあるチームたちが名を連ねて混戦模様となっている。その中でも注目を集めるのが鵬学園だ。赤地信彦監督が就任した12年当時は石川県3部リーグに所属。しかし急激に力をつけたチームは16年、プリンスリーグ北信越に初参戦し、全国大会初出場を果たす。星稜を撃破した石川県予選決勝は相手に押し込まれていたものの、豊富な運動量によってサイドに穴を開けず、また中央でもCB能登駿平やCB竹下潤、MF輪嶋拓海を中心に最後まで相手のパワーある攻撃を跳ね返して勝ちきった。我慢強い守りに加えてMF千葉東泰共主将やMF越田瞬ら攻撃タレントも擁する初出場校は、「必ず全国制覇したい」(千葉東)と誓う全国舞台でも躍進を果たすか。

その初陣の対戦相手となる佐賀東も好チームだ。インターハイでは、素晴らしいセーブを連発したGK中嶋豊輝や守備の柱・CB陣内琢斗の存在にも支えられて、思い切りの良いサッカーを展開。ゲームメークと得点力に長けたFW川内陽一主将を中心に、MF柿崎雄至やMF井手威丸らがポジショニング良くボールを動かして相手の守りを切り崩す。

滝川第二

8強に最も近い存在は関西の名門・滝川第二か。インターハイではその後プリンスリーグ九州を無敗で制した長崎総科大附を破って16強進出。選手権兵庫県予選でも局面での激しいプレッシャーとCB今井悠樹主将やGK山野宗一郎らの好守などによって失点を最小限に留め、関西屈指のテクニシャンであるMF持井響太や元ボランチの点取り屋・FW山田裕也ら攻撃陣の爆発によって代表権を勝ち取った。予選での初先発となった決勝戦で2得点に絡んだFW溝田大輝や2年生FW辻本竜ら、選手層の厚さも強み。圧倒的な攻撃力で日本一を勝ち取った10年度以来の全国制覇を目指す。

11年度大会で4強入りしている大分も戦力値は高い。昨年度の選手権で先発を経験した8人を残す今年は、インターハイ予選こそ準々決勝でPK戦敗退を喫したものの、県内3冠を達成。抜群の得点力を備えた注目の10番、FW永松涼介主将や決勝2発のFW山本光彦、攻守の要・MF神田尚輝ら迫力のある攻守で対戦相手を上回る。

秋田商

最多42回目出場となる秋田商は、小林克監督が「他の学校の生徒が走れないくらい練習で走っている」という走力が最大の武器。MF駒野谷海人主将とMF東海林翔のダブルボランチをはじめ、各選手が献身的に動き回ってボールを奪い取る。攻撃では180cmFW加藤敬明の高さやMF伊藤岳歩のスピード、さらにはロングスローなどのセットプレーも駆使して1点をもぎ取る力を持っている。中京は昨年度全国16強の各務原に岐阜県予選決勝で1年越しのリベンジを果たして悲願の初出場。「今年度は攻撃的な選手が多いのでオフェンシブなサッカーを見せたいと思います」と誓うエースFW赤堀凌太郎主将や、テクニックと身のこなしが光る1年生MF浅野皆斗、決勝戦で先制点を決めたMF堀亮太らが、まずは全国初ゴール、そして初白星を掴む。

footies!編集部ちょい足し取材メモ

鵬学園

能登半島中部の七尾市で力を磨く創部15年目の新鋭。17年連続出場を果たしていた星稜をはじめ、金沢桜丘、金沢西など金沢市の高校がほぼ独占していた石川県代表の座を掴んだ。

滝川第二

全国制覇した10年度は大会得点王に輝いたFW樋口寛規とFW浜口孝太の通称“ダブル・ブルドーザー”を中心に、決勝で5ゴールを奪うなど6試合で計20得点(!)。それ以来となる日本一を狙う。

秋田商

04年度大会1回戦で秋田商が益田に2-0で勝ったのを最後に、秋田県勢は現在11年連続初戦敗退中。かつて2度の全国制覇を果たすなど秋田を代表する伝統校が今年こそ、負の歴史をストップする。

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