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Fブロック展望
第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー

無断転載禁止 Fブロック展望<br>第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー
文・写真/吉田太郎
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「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」がいよいよ開幕!footies!ではこの高校サッカー最大のビッグイベントを、出場全48校を8ブロックに分けて徹底分析!大会の行方を展望する。今回は、夏の王者・市立船橋と高校生ナンバー1ストライカー岩崎悠人を擁する京都橘の一戦など、大注目のFブロックを紹介する。

優勝候補筆頭の夏の王者・市立船橋に死角なし
京都橘、前橋育英、明徳義塾がどこまで食らいつけるか

市立船橋

優勝候補筆頭の市立船橋に京都橘などの実力派が挑戦する。市立船橋はインターハイ6試合をPKによる1失点のみで9度目となる優勝。どの試合でも攻撃で主導権を握った一方、守備のバランスの良さでもライバルたちに差をつけていた。最終ラインでは1年時から名門で主軸を担うCB杉岡大暉主将(湘南内定)と、この1年の成長によって高体連を代表するDFとなったCB原輝綺(新潟内定)という、ともにU-19日本代表の注目DFコンビが相手アタッカー陣のわずかな可能性をも消し去ってしまう。攻守でボールに絡むMF高宇洋(G大阪内定)やMF金子大毅、千葉県予選決勝点のMF太田貴也、両サイドで突破口となっている右SB真瀬拓海と左SB杉山弾斗らが多彩な攻撃で相手を押し込み、得意のセットプレーも活かしてゴールを奪い取る。杉岡は「一戦一戦だと思っている」。目の前の戦いに集中して一歩一歩頂点を目指していく。

その最初の刺客となるのが、高校ナンバー1FW岩崎悠人(京都内定)擁する京都橘だ。スピード、馬力、持久力、そして決定力を兼ね備えたFWは今年、年代別代表合宿やJクラブへの練習参加のためにチームを離れることが多かったが、11月以降はチームの練習に集中。その岩崎が「成長しないと勝てないという思いもある」と語ったように、市立船橋との対戦が決まったことでチームの士気、選手権までに成長しようという思いがかなり上がってきているという。1年時からゴールを守るGK矢田貝壮貴やCB清水駿中心とした守備から岩崎やFW堤原翼が貴重な一撃を見舞って夏の王者を沈めるか。

前橋育英

ともに昨年度全国8強の前橋育英対明徳義塾も注目カードだ。前橋育英はインターハイこそ群馬県予選で初戦敗退を喫したが、山田耕介監督が「僕らは逆襲です」と語ったように「初戦敗退からの逆襲」「奪還」を掲げて選手権予選制覇。MF大塚諒主将とMF長澤昂輝のダブルボランチを軸とした素早いパスワークで相手を振り回し、2年生FW飯島陸やMF高沢颯、そして復活してきたFW馬場拓哉がゴールを奪う。CB松田陸と左SB渡邊泰基ら2年生の台頭も目覚ましく、選手権で躍進を遂げる予感がある。

一方の明徳義塾はプリンスリーグ四国王者。同得点ランキング2位のFW竹内優太、FW佐々木敦河、CB濱口俊介ら1年時から全国大会で先発を経験した選手5人を擁す期待の世代だ。堅い守備からMF江口隆史の大きな展開や、いずれも突破力のあるFW太田陸、竹内、佐々木の個性も活かして昨年超えを狙う。

秋田商

岩手4連覇を果たした遠野はエースFW佐々木琢光が「全国でも勝ち上がれるチームにしていきたい」と語っていたように、今年は全国で勝つことを意識したチームづくり。MF千田夏寅と1年生MF太田竜雅のダブルボランチやMF浅沼海斗らを中心に攻撃で主導権を握ることのできるチームになっている。伝統校は岩手県勢の全国初戦連敗を8でストップするか。ベスト16入りを懸けて遠野と対戦する松山北は夏に3年生の大半が引退。3年生はMF稲井雄大とFW串部太一の2人だけという若いチームだが、主将のCB黒河友貴や期待の1年生FW三宅克紀らの活躍などによって接戦を次々と勝ち抜き、愛媛県予選を制した。勢いのあるチームが次は全国初勝利を狙う。

footies!編集部ちょい足し取材メモ

市立船橋

歩みを止めることなく、常に成長を目指してきた夏の王者。競争を経て、得たチャンスを掴み取ってきたFW福元友哉やGK長谷川凌といった新戦力も加えて夏冬連覇に挑む。

前橋育英

絶対的な優勝候補として臨んだインターハイ予選では初戦で常磐にPK戦敗退。屈辱の敗戦から巻き返してきた“上州のタイガー軍団”が悲願の初優勝を目標に掲げて全国に挑戦する。

遠野

07年度の全国大会で遠野がベスト8へ進出したのを最後に、岩手県勢は8年連続で初戦敗退中。かつて全国準優勝1回、全国ベスト4にも1回進出している伝統校が意地の勝利を果たす。

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