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Gブロック展望
第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー

無断転載禁止 Gブロック展望<br>第95回全国高校サッカー選手権徹底プレビュー
文・写真/吉田太郎
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「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」がいよいよ開幕! footies!ではこの高校サッカー最大のビッグイベントを、出場全48校を8ブロックに分けて徹底分析! 大会の行方を展望する。今回は、中国地方の雄・米子北vs北海道王者・旭川実など注目の初戦が目白押しのGブロックを紹介する。

プリンスリーグ中国王者・米子北が鬼門の選手権でついに覚醒か?
北海道王者の旭川実が肉薄

米子北

2年連続でインターハイベスト8、そしてプリンスリーグ中国で優勝している米子北だが、選手権の最高成績は14年度のベスト16。過去11度の出場で計4勝と成績を残すことができていない。それでも今年は新たな歴史を刻むだけの力がある。伝統的に堅守を特長としてきたチームは今年も、ビッグセーブで失点を阻止したGK中原創太を中心に鳥取県予選を無失点優勝。加えて例年以上と言える攻撃力を備えている。FW伊藤龍生、FW崎山誉斗の2トップは今大会上位の破壊力。10番MF山室昂輝を軸としたスピードのあるパスワークで中央からサイドへ振り、右SB田中宏旺のクロスなどからゴールを連発する。また1年生MF佐野海舟ら下級生の台頭も心強い。田中は「インターハイがベスト8だったのでそれを超えられるようにしたい」と力を込めた。

8強、そして4強入りを果たすための最大の敵は初戦で対戦する旭川実と言えそうだ。高い位置でのボール奪取から頭脳派MF伊藤和稀や多彩なパスで決定機を演出するMF松井熙、左SB君々袋海成がダイレクトのクロスや背後を狙ったパスでゴールを演出。そして北海道予選決勝で2ゴールの快足FW圓藤将良やFW谷口海斗がゴールを奪い取る。反応鋭いGK小林侑太の存在も心強い北海道王者。こちらも、過去最高成績のベスト16を越えるだけの実力がある。

佐野日大

佐野日大は「守備の対人は自信がある」というCB福田一成主将を中心とした鉄壁のディフェンスが特長だ。インターハイ栃木県予選は準決勝で敗れるなど今年は結果が出ていなかったが、夏を越え、80分間集中してハードワークできるチームに成長した。エースFW長崎達也や県決勝2発のFW大熊啓太、スピードのあるMF小沢亮祐らの攻撃力も活かして接戦を勝ち抜く。一方、プリンスリーグ関西勢の和歌山北は昨年の国体少年男子の部で貴重なゴールやアシストによって、和歌山県選抜を初のベスト4、そして3位へ導いたMF和田広矢に注目。MF尾崎僚やMF竹村淳のゲームメークから、和田とMF木村波生を中心としたサイド攻撃でゴールを陥れる。

初の3回戦進出を狙う一条と、初戦を勝利すれば02年度以来となる2回戦突破となる山形中央との初戦も興味深い。一条は2列目からゴールを狙うMF岩本修平やMF小池竜雅、MF小里侃矢、そして最終ラインの要・CB鈴木貫生主将を中心にピッチを幅広く使ったパスワークが特長。局面でのテクニカルな崩しも加えて、相手ゴールをこじ開ける。一方、今年山形4冠を果たしている山形中央は東北屈指のGK阿部拓真やCB貝山龍平を中心とした堅守で山形県予選は5試合1失点。落ち着いたゲームメーク光るMF岩村豊主将を中心としたパスワークと、俊足エースFW八矢悠雅のスピードを活かした攻撃などで上位へ食い込むか。

footies!編集部ちょい足し取材メモ

米子北

インターハイではCB昌子源を擁した09年度準優勝など成績を残している米子北だが、選手権は90年度の初出場から6回連続で初戦敗退。今年は2勝した14年度のベスト16越えを狙う。

佐野日大

栃木県予選は堅実な戦いぶりで4年ぶりにタイトル奪還。県内のライバル・矢板中央が09年度4強、11年度8強と全国舞台で結果を残す中、98年度以来の8強入り、それ以上を目指す。

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