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スタンドで戦う12番目の選手たち
長崎総科大附属高校(長崎県)

無断転載禁止 スタンドで戦う12番目の選手たち<br>長崎総科大附属高校(長崎県)

仲間の想いを背に、縦横無尽に走り続ける

試合で戦うのはピッチにいる11人だけではない。ベンチはもちろん、スタンドから応援する選手たちも、選手権の舞台でチームが勝つために戦っている。 みんなの心を一つに。今回の選手権が最後となる、3年生はそれぞれ何を想うのか…

全力で応援して、声を届けようと

生駒 怜士

生駒怜士(3年)

長崎総科大附サッカー部ではAチームに選ばれなかった選手が夏に行われる総体の駅伝に毎年出場しています。長崎総科大附には、陸上部がないので小嶺忠敏監督が出ようと提案されて出場しています。ただ、3年で駅伝のメンバーになることは、同時にサッカー部で試合に出場する機会を失ったことにもなるので、悔しい気持ちもありました。でも駅伝で活躍して見返してやろうって思いでやりました。結果、区間4位を記録できることができました。
今大会でも、もちろん選ばれたメンバーはみんな自分より上手い選手で、とくにキャプテンの薬真寺孝弥(3年)とは席も近くて数学とか普段から教え合っている仲です。だから、全力で応援して、声を届けようと思っています。また自分たちは長崎の人たちから応援されているのも分かっているし、その声を僕たちの声援に乗せてピッチで戦う選手に届けていきたいです。

ピッチで戦うみんなは私たちの代表として

荒木 祥輔

荒木祥輔(3年)

私は3年間を寮で過ごしてきましたが、礼儀、挨拶を重んじることを日頃から小嶺監督に言われているので、身に付いたと思います。このチームは、1年から試合に出る選手もいれば、2年で成長した選手もいますが、私はAチームに入る機会はほとんどなかったです。長崎総科大附では夕食の時に翌日の朝練のメンバーがホワイトボードに張り出されるんですが、一回だけ朝練のメンバーに自分がAチームに選ばれたことがあり「え?間違いじゃないの」って思い、後輩の荒木のことかとなと思いましたが、彼の名前もあって(笑)。結果、午後の練習では外れてしまいましたが、その日の朝練に参加することができました。それがすごく思い出に残っています。自分たち3年生でメンバーに入れなかった選手は、Aチームが練習している間、サブグラウンドで練習していたけど、みんなが目標に向かって頑張っていました。ピッチで戦うみんなは私たちの代表として試合で長崎総科の強さを見せつけほしいです。

自分のやるべきこと

佐藤優勝斗

佐藤優勝斗(3年)

優勝して高校生活を終えたいです。自分は高校3年の春に腰を怪我してしまい、その時に病院で完治まで半年くらいかかると言われて、サッカーを続けるか悩んでいました。でも先生にマネージャーとしての責を頼まれ、選手とは違う立場でチームに関わるようになりました。すごく悩んだけど、チームメイトが「最後までサッカー頑張ろう」と声をかけてくれ、やろうと思えるようになりました。裏方の仕事として、どうやったらチームの支えになるかを考えて、率先して水汲みとか、試合のビデオ作成をしてきました。チームの役に立つなら、これが自分のやるべきことなんだと。キャプテンの薬真寺孝弥とか、7番FWの宇高魁人とは特に仲が良く、寮や学校ではサッカーの話以外に恋愛の話とかもしています(笑)。彼らは自分らの目標でもあるし、この2人がいないとチームは勝てないし、彼らがチームをまとめてくれています。ここまで引っ張ってくれて本当に感謝しています。みんなで最後は笑って終われたら最高です。

みんなが助け合ってここまで上り詰めることができた

南哲泉

南哲泉(3年)

私は1年時に怪我をして、その冬に右足を手術しました。競争が激しいチームなので、ブランクを埋めるのは本当に大変でした。でも、ここで歯を食いしばって頑張れたことは、自分にとって財産だと思うし、社会に出た時も役立てると思っています。このチームはとにかく走り続けてきました。日本で一番走るチームだと思いますし、試合に出る選手には最後まで走り続けてほしいです。今年は、全国の頂点を狙えるチームだと思うので頑張ってほしい。サッカーは最後は気持ちの強さだと思うので、自分は一番声を出して、試合に出る選手の力になりたいと思います。3年間、みんな辛い時もあっただろうし、下を向くことがあったと思います。でも、レギュラーもそうじゃない僕らも、みんなが助け合ってここまで上り詰めることができたと思います。3年生の仲間には感謝の気持ちを込め応援したいです。

絶対に諦めずに最後まで戦う

薬真寺孝弥

薬真寺孝弥(3年)

東京に来る前にスタンドの仲間たちから「どんな試合であっても諦めずに戦ってほしい」と言われました。僕も絶対に点を獲ると言ったので、試合でそれが達成できて嬉しいです。長崎総科大附は人数の多いチームなので、試合に出れない人がどうしても多くなってしまいます。だからこそ、彼らの思いを背負って戦うという想いは、ピッチにいる全員が持っています。そこがこのチームのいいところだと思っています。自分たちも全力を尽くして、絶対に諦めずに最後まで戦うんで、スタンドのみんなも全力で応援してください。

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