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スタンドで戦う12番目の選手たち
市立船橋高校(千葉県)

無断転載禁止 スタンドで戦う12番目の選手たち<br>市立船橋高校(千葉県)
取材・文・写真/池田敏明

立場は関係なく、全員で夏冬連覇を成し遂げる

試合で戦うのはピッチにいる11人だけではない。ベンチはもちろん、スタンドから応援する選手たちも、選手権の舞台でチームが勝つために戦っている。 みんなの心を一つに。今回の選手権が最後となる、3年生はそれぞれ何を想うのか…

自分たちもスタンドから戦う

田口脩人

田口脩人(3年)

メンバーに入れず、高校生活で最大の目標にしてきた選手権の舞台に立てないのは、個人的にはすごく悔しいですけど、チームとしてここまで一緒に戦ってきたので、市船の歴史にない夏冬連覇を達成するために全員で戦っていきたいと思います。今日、出発前にチームメート全員の前でしゃべったんですけど、その後に3年生の選手がハイタッチをしたり、背中を叩いてたりしてくれて、無言だったんですけど「やってくるぞ」という雰囲気を感じたんで、不安はないです。自分たちもスタンドから戦うんで、市船の新しい歴史を作ってほしい。選手たちを後押しできるような応援をしたいです。

チームに何を還元できるかを考えてやってきた

半田尚之

半田尚之(3年)

メンバーに入れなかったのは悔しいですけど、それは変えられないですし、試合に出るメンバーはすごいヤツらばかりなので、しっかりプレーを見て自分の糧にしたいですし、市船の一員として戦う最後の大会なんで、優勝してみんなで笑って終わりたいです。朝岡隆蔵監督からは常々「一喜一憂するな」、「結果に感情を左右されるな」と言われているので、メンバーに入れないと分かった時は思うところもありましたがすぐ切り替えられましたし、それよりも残りの期間で、自分でチームに何を還元できるかを考えてやってきました。しっかり気持ちが届くような応援をしたいです。寮で高とか原とは仲がいいんですけど、強い言葉をもらったので、心配はしていません。

絶対にやってくれると信じている

増田迪那

増田迪那(3年)

メンバーに入れなかったのは悔しいですが、このピッチで戦うのは凄いメンバーばかりなので、応援という立場なんですけど全員でしっかり戦って、勝っていきたいと思っています。絶対にやってくれると信じているんで、とにかく頑張ってほしいですし、絶対に勝ってほしいです。全体ミーティングの後に、握手して「絶対に勝つから」と言ってくれたので、信じています。

きつい時、劣勢な時ほどスタンドを見てほしい

梶塚大哉

梶塚大哉(3年)

1年生の時から「自分たちの代で絶対に全国制覇しよう」と言ってきて、それを夏冬連覇という形で達成できるチャンスを得たので、すごくワクワクしています。夏のインターハイでは、決勝だけ夏合宿があって応援できなかったので、今回は最後までみんなで応援して優勝しよう、と話し合っています。選手たちからは、最後は一致団結して、全員でタイトルを勝ち取ろう。立場は関係なく、市船として勝とうと声をかけてもらいました。朝岡隆蔵監督からも「今の立場はもう変わらないので、それぞれの立場で全力を尽くしてくれ」と言われました。きつい時、劣勢な時ほどスタンドを見てほしいですし、自分たちの力以上のものを出してもらえるような応援をしたいと思います。

選手権はピッチに立っている選手だけじゃなく、全員で戦うもの

高 宇洋

高 宇洋(3年)

ミーティングの時、全員の前でしゃべった田口から「応援に回った3年生はユニフォームを着ることができないけど、みんなは着ることができるんだから、それぞれの立場でやることをしっかりやろう」と言われました。3年生はそれぞれ熱い思いを持っているので、その思いを背負ってやろうと決意しました。みんな田口の思いを理解したと思います。スタンドからの応援は試合中も聞こえます。すごく力になりますよ。選手権はピッチに立っている選手だけじゃなく、市立船橋を応援してくれる全員で戦うものだと思うので、一戦一戦、力を出し切りたいと思います。

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