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選手権大会で輝きを放った
2017年 度有望プレーヤー【SB編】

無断転載禁止 選手権大会で輝きを放った<br>2017年 度有望プレーヤー【SB編】
写真/藤井隆弘、山口賢二朗

2017 年U-20W杯、そして2020年東京五輪へ。日本サッカーの未来を担うプレーヤーが躍動した第95回全国高等学校サッカー選手権大会。
1、2年生で大会に出場し、大きな可能性を示した有望プレーヤーをポジション別に紹介する。

SB

渡邊泰基 前橋育英高校/2年

渡邊泰基
前橋育英高校/2年

左サイドを疾走する前育の長友

2年生左サイドバックとして、大会でもっとも輝きを放った選手といっていいだろう。正確無比の左クロス、強力な左足のキックを備え、181cmの高さも兼ね備える。アルビレックス新潟U-15出身で、1年生次からAチーム入りし、第94回選手権大会も経験。選手権県予選決勝の前橋商業戦ではロングスローも披露し同点アシスト、決勝弾を決めている。今大会では果敢なオーバーラップからクロスを上げてチャンスを演出し、豊富な運動量と展開力で左サイドを制圧。課題の守備面でも躍動し、5試合連続無失点に大きく貢献した。上背があるが、参考とする選手は「長友佑都」。有望な2年生と多数擁する前育の主軸として、2017年度もさらなる飛躍を果たすに違いない。

小川貴之 長崎総合科学大附高校/2年

小川貴之
長崎総合科学大附高校/2年

タビナス止めを果たした九州の逸材

名将・小嶺忠敏監督が率いてプリンスリーグ九州を無敗優勝、全九州高校サッカー競技大会では決勝で東福岡を破り、今大会でも注目を集めた長崎総合科学大附。3年生主体のチームにあって、U-17日本代表ストライカー・安藤瑞季とともに、MF登録ながらSBとして存在感を示したのが小川貴之だ。初戦の桐光学園(神奈川)戦では、変則5バックの右SBで大会の主役候補、左SBのタビナス・ジェファーソンとマッチアップ。臆することなく執拗なプレスを仕掛け、1vs1の場面でも真っ向勝負を挑む。ワンツーでサイドを割られかけたシーンでも瞬時のカバーリングで阻止し、Jクラブの争奪戦となった逸材に決定的な仕事をさせなかった。タビナスを止めるというミッションを果たすとともに、攻撃面ではオーバーラップを仕掛け、左クロスから流れたボールを強烈な右足で振り抜きあわやという場面も創出した。

杉山弾斗 市立船橋高校/2年

杉山弾斗
市立船橋高校/2年

2年生ヒーローが捲土重来を期す

夏の王者・市立船橋の右サイドバック、プレースキッカーとして選手権の舞台に立つも、杉山にとって今大会はほろ苦い経験となった。1年次は全国高校総体でフル出場を果たし、果敢な攻撃参加を持ち味とし注目を集める。負傷の影響もあってスタメンを外れる時期もあったが、定位置を取り戻し今回の選手権に臨んだ。初戦の京都橘(京都)戦では緊張からか左足の精度を欠くも、後半のフリーキックでは自ら志願し決勝弾。チームのヒーローとなって臨んだ前橋育英(群馬)戦では、高い位置から前育ゴールを襲ったが、試合は無念のPK負けとなった。試合後に朝岡隆蔵監督が「強いて敗因を挙げれば夏からチーム内に競争がなかった」と語るほど盤石の陣容を誇った夏の王者は、原・杉岡ら3年生が多数抜けることになる。2017年度、杉山はこの悔しさバネに、新チームとなる市船ディフェンスの主軸として、捲土重来を期すことになる。

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