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選手権大会で輝きを放った
2017年度有望プレーヤー【FW編】

無断転載禁止 選手権大会で輝きを放った<br>2017年度有望プレーヤー【FW編】
写真/山口賢二朗

2017 年U-20W杯、そして2020年東京五輪へ。日本サッカーの未来を担うプレーヤーが躍動した第95回全国高等学校サッカー選手権大会。
1、2年生で大会に出場し、大きな可能性を示した有望プレーヤーをポジション別に紹介する。

FW

安藤瑞季 長崎総科大附属高校/2年

安藤瑞季
長崎総科大附属高校/2年

強烈なシュートで相手を脅かすエース

大会前から注目を集めたU-17日本代表(当時)FW。2年生にしてプリンスリーグ九州王者・長崎総科大附のエースとして今大会で躍動した。初戦の桐光学園戦では3トップのセンターで先発し、両ワイドに3年生の右田翔、宇高魁人、そしてトップ下にMF薬真寺孝弥を置いた強力布陣で、優勝候補の神奈川王者を一蹴した。素早い反転、相手の激しいプレスにも動じずない突進力、そして強烈なシュートを武器に相手ゴールを脅かす。パワフルなプレースタイルの中にも繊細なボールタッチも見せ、2点目となった薬真寺のゴールは、DFを引き付けた彼のラストパスから生まれている。選手権を終え、1月29日には新チームに移行した同校の中心選手として、長崎県新人体育大会で4戦連発のゴールを挙げチームを7連覇に導いている。2019年のU-20W杯を目指すU-18日本代表メンバーにも選出(2017年大会は5月韓国開催)され、今年は全国区で彼の名前を目にする機会も多くなることだろう。

飯島陸 前橋育英/2年

飯島陸
前橋育英/2年

チームを選手権準優勝に導いた救世主

2年生中心のチームで、今大会で大躍進を遂げた“タイガー軍団”前橋育英。当コーナーでもフィールドプレーヤーすべてのポジションで、同校からピックアップしている。そのトリを務めるのが背番号10を背負った2年生エース飯島陸だ。166㎝と小柄ながら、ずば抜けたボールコントロールと、センスが光る絶妙な裏への抜け出しで相手ディフェンス陣の脅威となった。ハイライトは準決勝の佐野日大戦。堅守で勝ち上がってきた佐日に対し、ポゼッションで支配しながらもチームは決定機につなげられずにいた。ジリジリと進む時計の針。嫌な予感が漂うチームを救ったのが飯島だった。前半の終盤、2年生センターバックの角田涼太郎のロングフィードに反応し、ついに佐日ディフェンス陣の裏へ左に抜けると、走り込んてきたMF高沢颯にマイナスのパスを送り決勝点を演出した。圧倒的なポゼッションサッカーで選手権準優勝を成した前育は、主力の2年生が数多くの残り、その支配率をさらに伸ばしていくことだろう。となると、残りのピースは決定力。飯島のさらなる成長が、前育の未来に直結する。

福元友哉 市立船橋/2年

福元友哉
市立船橋/2年

名門の未来の担う未完のストライカー

夏の王者・市立船橋でエースストライカーとして全2試合に先発した。初戦の京都橘戦では開始早々に、主将・杉岡大暉がカットしたボールに素早く反応し、ディフェンダーの背後をついて決定的なシュートを放つ。2回戦の前橋育英戦でも攻撃の基点として、後半の波状攻撃の一翼を担った。福元の武器はサイズを活かした瞬発力のある裏への抜け出し。とはいえ、まだすべてが発展途上だ。というのもキャリアの多くをセンターバック、ボランチとしてプレーしてきた福元がFWに着手したのは昨年秋から。名将・朝岡隆蔵監督が抜擢した大器は、選手権という大舞台を経て大化けを果たすのか。未完のストライカーの進化が王者の命運を握る。

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