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2015近畿総体注目チーム紹介
佐野日本大学高等学校(栃木)

無断転載禁止 2015近畿総体注目チーム紹介<br />佐野日本大学高等学校(栃木)
文・写真/川端暁彦

心ときめく桜前線、新指揮官の下で佐野日大は蘇生する

栃木を代表する高校サッカーの伝統校だが、近年は矢板中央の台頭もあって全国舞台と縁が薄くなりつつある。高校総体への出場も実に3年ぶりのこと。ただ今季は質実伴った好チームに仕上がっている。

今季からOBでもある海老沼秀樹氏が監督に就任。第66回高校サッカー選手権の優秀選手で、順天堂大学時代にはバルセロナ五輪代表候補にもなっている往年の名手が母校の陣頭指揮を執っている。「僕は今年から来ただけでまだ何も分かってない。全員がOBのコーチ陣のおかげ」と海老沼監督は謙遜するが、勝負どころの采配を含めて指揮官は早くも手腕を見せている。

チームのベースは組織的、そして一丸になった守備の堅さ。主将のMF小野智史を中心に、全員がサボらず連帯し、互いにカバーし合って守り抜く。突出した力を持つDFはいないだけに、この連係が命綱だ。

さらに今年の佐野日大のチャームポイントは2トップ。指揮官にもセンスを高く評価される2年生FW長崎達也は裏へと飛び出すタイミングが絶妙で、両足からゴールを狙える小兵FW。コンビを組む3年生エースの岩木艦(やまと)は頑健な肉体を生かして体を張るタイプで、この“桜前線”は強力かつ魅力的。全員で守って2トップを生かす形がハマれば、全国でも面白い。

決して派手なチームではないのだが、トーナメントで波乱を起こすのはこういう攻守にまとまったチームなのも確かである。

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