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町野修斗(履正社高校2年/FW)
イブラ系の要注目ストライカー
自身の活躍でチームを選手権に導けるか

無断転載禁止 町野修斗(履正社高校2年/FW)<br> イブラ系の要注目ストライカー<br>自身の活躍でチームを選手権に導けるか
文・写真/森田将義

イブラ系の要注目ストライカー
自身の活躍でチームを選手権に導けるか

選手権出場を逃すも、高校選抜候補に選出

1月に発足したばかりのU-18日本代表に選ばれたFW 安藤瑞希(長崎総合科学大附属高)、昨年U-17日本代表として日の丸を背負ったFW 加藤拓己(山梨学院高)。今季は各地に注目FWが散らばる豊作と言える年だが、関西にも注目すべきFWがいる。履正社高のFW町野修斗(2年)だ。184cmの長身が目を惹く大型ストライカーだが、最大の特徴は足元の上手さ。キック精度の高さを活かしたシュートやポストプレーが持ち味で、平野直樹監督も「イブラヒモビッチのようなタイプ」と評するほどの能力を備えている。選手権未出場ながらも、高校選抜の候補に選ばれたように注目度が高く、今年の顔になれる可能性を秘めた選手だ。

また、FW歴が浅く、伸びシロを残していることも魅力といえる。中学時代は三重県のFCアヴェニーダソルでボランチとしてプレー。中学2年生の時に選手権のベスト8で地元・四日市中央工業高と履正社の対戦を目にし、「ボールを大事にし、常にゴールを観ていて良いサッカーをするのが印象的だった」と入学を決意した。履正社に入学してしばらくはボランチとしてのプレーが続いたが、平野監督から適性を見出され、FWにコンバート。当初は「動き出しの部分と、守備の限定が難しかった」と戸惑いもあったが、1年目から途中出場で経験を積んだことで、「1年目は中学と高校のプレースピードの違いを知れたことが収穫。早い時期からトップチームに上げてもらえて成長できたと思う」と手応えを得た。

町野修斗(履正社高校2年/FW)

転機となった2年目はインターハイで優秀選手入り

ブレークスルーの兆しを見せたのは2年目を迎えた昨季。技巧派が集った前年まではポゼッションを重視した戦いが主体だったが、昨季はスピードに長けた先輩FWの澤島輝(近畿大へ進学予定)と町野の良さを活かすべく、チームとして縦に速い攻撃の比重を増やした。その結果、相手ゴール前での攻防が増え、町野の存在感も以前よりも増加。インターハイ予選は前線の起点として攻撃を牽引し、全国行きの切符を手にした。全国でも力を発揮し、初戦の高岡第一高戦で決勝点を奪うなどベスト8進出の立役者となり、大会の優秀選手に選出。課題だった守備の貢献も平野監督が「岡崎慎司みたいなプレーができるようになってきた」と口にする程、改善が見られた。

迎えた選手権予選では大暴れも期待されたが、準々決勝で敗退。自身も持ち味を発揮できないまま、2年目を終えた。高校生活ラストイヤーを迎えた今年は、ポテンシャルの高さを垣間見せるだけでなく、チームに結果をもたらす活躍が期待される。自身が高校サッカーに身を置くきっかけとなった選手権に立てるか。これまで以上に彼の一年から目が離せない。

町野修斗(履正社高校2年/FW)
Photo:Masayoshi Morita
町野修斗 SYUTO MACHINO 履正社高校2年/FW
1999年9月30日生まれ 184cm/74kg 三重県出身。
小学校時代からナショナルトレセンU-12に選出されるなど地元では名の知れた存在だった。中学時代は地元の街クラブ「FCアヴェニーダソル」でプレーしたが、高校からは地元を離れ、大阪の履正社高校を選択。一人暮らしをしながら高校生活を送る。

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