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激闘を終えて-。指揮官の声

無断転載禁止 激闘を終えて-。指揮官の声

高校サッカーの集大成となる大会で、すべてを懸けて戦った選手たち。その陰には3年間、生活を共にし、この場に導いてくれた指揮官がいる。監督が試合直後に語った言葉、そこには選手たちへの想いが溢れていた。

黒田 剛 監督

黒田 剛 監督

青森山田高校

2017.1.9 決勝 青森山田 5-0 前橋育英

黒田監督は94 年に青森山田のコーチに就任。翌年に監督昇格を果たす と、97年度から20年連続で同校を選手権出場に導いてきた。長距離の遠征、雪で覆われた冬の練習環境で鍛えられたチームは、22回目の出場にして悲願の初優勝を成し遂げた。


この素晴らしい日を迎えられて嬉しい

豪雪地帯の中で選手たちは本当によく成長してくれたと思います。自分の息子(FW黒田凱)もいたので、涙してしまいました……。最北端での優勝校ということで、雪国としての新たな歴史を刻めたこと、監督生活22年間の中でこの素晴らしい日を迎えられたことを嬉しく思います」

山田耕介 監督

山田耕介 監督

前橋育英高校

2017.1.7 準決勝 前橋育英 1-0 佐野日大

ポゼッションサッカーで躍動し、2回戦では夏の王者・市立船橋を撃破して決勝まで無失点で勝ち上がった。決勝こそショッキングな大敗に終わったが、前半での攻勢など得点ほどの差はなかった。2年生5選手が先発したチームは、名将・山田監督のもと1年後のリベンジを誓う。


もともと力のある選手たち。信じていた

「インターハイ初戦で敗退し、一旦チームをバラバラにしました。チームの方向性すら見失っていたのですが、選手、スタッフと話し合いを重ね、課題をあぶり出して、具体的な課題を挙げては、それを乗り越えてきました。もともと力のある選手ばかりなので、何か光さえ見えれば改善できると信じていました」

海老沼秀樹 監督

海老沼秀樹 監督

佐野日大高校

2017.1.7 準決勝 佐野日大 0-1 前橋育英

戦前の予想を上回り、PK戦など紙一重の勝利を重ねながらもベスト4へと進出した。準決勝で1点を追う展開となり、それまで「守備的」と評された戦術を覆し、パワープレーを仕掛けたが及ばず。海老沼監督は試合後に“あの子たちにもできるんだぞ”と、選手をおもんばかって涙した。


「あの子たちにもできるんだぞ」と

「厳しいことや辛いことを受け止め、私のことを信じ付いてきてくれた選手たちに感謝したいです。(終盤のパワープレーについて)あの子たちにもできるんだぞ、というのをみなさんに見てもらいたく……。ベスト4という結果はチームで受け継がれた伝統、そして選手、スタッフ全員のものだと思います。」

中務雅之 監督

中務雅之 監督

東海大仰星高校

2017.1.7 準決勝 東海大仰星 1-2 青森山田

インターハイ予選を府3位で終えたチームはその後、怒涛の快進撃を続ける。大阪U-18サッカーリーグで優勝し、参入戦に勝利して2017年度のプリンスリーグ関西入りを決めると、選手権では試合ごとに成長を遂げ、ベスト4という結果を出してみせた。


仰星での経験から、困難を乗り越えてほしい

「この選手権という大舞台で選手は素晴らしい試合を見せてくれたと思います。これからの人生、納得のいかないことも多々あると思います。その中で自分をしっかりと持って、仰星高校で身につけたことを活かし、困難を乗り越えていってほしいと選手には伝えました」

森重潤也 監督

森重潤也 監督

東福岡高校

2017.1.5 準々決勝 東福岡 0-1 東海大仰星

プロ内定3選手を軸とした充実の陣容で連覇に臨んだ前回王者。危なげなくベスト8に駒を進めたが、東海大仰星に金星を献上することに。ポゼッションでは上回ったが、後半に押し込まれた1点を返すことができずに、97、98年度以来の選手権2連覇の夢は潰えることとなった。


勝負の厳しさを学び、次のステージへを

「選手権という舞台は、1年間力を付けて準備したチームのみが勝ち上がると思っています。その意味で我々は、力があってブロックを敷く相手を崩し切る攻撃力が足りなかったのだと思います。3年生には、ここで学んだ勝負の厳しさを学んで次のステージにつなげていってほしいです」

朝岡隆蔵 監督

朝岡隆蔵 監督

市立船橋高校

2017.1.2 2回戦 市立船橋 0-0(PK3-5) 前橋育英

インターハイ王者として夏冬の二冠を目指し、一回戦の京都橘戦は苦戦の末に突破。勢いに乗るかと思われたが、前橋育英との試合はチャンスを作りながらも0-0のままPK戦に突入してしまう。全員成功の前橋育英に敗れ、前回大会での東福岡戦(3回戦)に続き、鬼門のPK戦で敗退。


少しでも長くやりたい選手たちでした

「しっかりとパーソナリティを持った素晴らしい選手たちでした。少しでも長くやりたかったチームですし、勝たせてやれなかったことを申し訳なく思っています。インターハイ王者として勝ち残っていく難しさを感じましたが、それを理解して選手たちは戦ってくれたので、この結果も受け入れられます」

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