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全国強豪校REPORT
四国学院大学香川西高等学校(香川県/私立)

無断転載禁止 全国強豪校REPORT<br>四国学院大学香川西高等学校(香川県/私立)
文・写真/吉田太郎

注目の二枚看板でゴールをこじ開ける
目指すは香川県3冠、そして日本一

U-20代表候補を兄に持つ絶対的エースFW高木慎也

今年、香川西は高体連、Jアカデミーの強豪40チーム超が参加しているジャパンユースプーマスーパーリーグに初参戦した。主に静岡県御殿場市、裾野市で開催されているスーパーリーグの試合のため、毎週末、チームは四国の香川県から瀬戸大橋を渡り、片道7時間以上もの時間をかけて大移動。多くの苦労もしながら、強化試合を重ねてきた。

新人戦香川県大会を制している香川西だが、スーパーリーグでは全国トップレベルの相手との実力差を思い知らされる結果となった。伝統校の岐阜工に勝ったり、習志野と引き分けたりした一方で山梨学院に1-6、前橋育英には1-10で惨敗。大浦恭敬監督もこの結果に苦笑していたが、話題が「(大敗していても)2人が出た試合は必ず1点取る」というFW高木慎也とMF本田功輝に及んだ時には自然と声が弾んだ。どんな相手でも2人がいれば、ゴールをこじ開けられるという手応えが指揮官、チームにはある。

G大阪ジュニアユース出身の高木はU-20日本代表候補MF高木彰人(G大阪)を兄に持つストライカー。1年時にU-16日本代表にも選出されているFWは、最高学年になってしなやかさに力強さが加わった。クロスを1タッチでゴールへ沈める上手さが特長だが、1対1で余裕を持ってDFを振り切ってシュートを決めるような凄みが出てきている。「自分がめちゃめちゃ点を取って、見ている人に『アイツ凄いな』とアピールできるようにしたい」と意気込むFWは今年、チームの県内3冠、そして全国で強豪からゴールを連発することが目標だ。

高木慎也
G大阪ジュニアユース出身の高木慎也。U-20日本代表候補MF高木彰人(G大阪)を兄に持つ点取り屋は、全国の舞台での活躍を目指す。

登里(川崎F)の再来と言われるMF本田功輝の輝き

その高木が「本田と一緒に出とったら結構クロスが合うんで、どことやっても決められる気がする」と信頼する存在が本田だ。本田はすでに来季のJクラブ加入が決定的ともに言われるドリブラー。抜群のスピードと大きなストライドから繰り出すドリブルが武器のMFは、昨年のインターハイであえてスピードダウンしてDFを引き寄せてから抜き去るなど、その負けん気の強さと圧巻の突破力で注目度を高めた。大浦監督も「ツボに入ったら止まらないです」と評するMFは昨秋に負った負傷の影響で、今季プリンスリーグ四国の開幕2試合で先発を外れているが、OB・登里享平(現川崎F)の再来とも言える彼が完全復帰した後の香川西の攻撃には要注目だ。

彼らとともに下級生時から主軸を担うMF西村宙やMF坂東宥吾、GK転向1年ながらもポテンシャルを示しているGK中村将英ら他にも面白い選手たちがいる。9年連続で選手権に出場した後、2年連続でその舞台に立てなかった四国の雄。注目の2枚看板を擁し、新春から厳しい試合を繰り返してきた今年は県3冠、全国上位、日本一という大きな志を実現する1年にする。

香川西

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