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全国強豪校REPORT2017
聖和学園高校(宮城県/私立)

無断転載禁止 全国強豪校REPORT2017<br>聖和学園高校(宮城県/私立)
取材・文/編集部

杜の都の“ドリブラー軍団”
純化されたドリブルの美学

[主な成績]
◆全国高校サッカー選手権(4回出場)…3回戦敗退(16年度)
◆全国高校総体(2回出場)

チームデータ

聖和学園高校

有志の“ドリブル小僧”が集い
3年間で技術を磨き上げる

03年の創部から足元の技術を磨き抜き、ドリブルに特化した独自色の強いスタイルを貫く。一昨年の選手権では、チームのお手本としてきた野洲(滋賀)との“セクシー対決”に7-1で大勝し、昨年度は初めて3回戦進出を果たした。両年ともに青森山田(青森)に敗れ、昨年度はセットプレーから崩されたが「それでも我々はセットプレーより、ボールに触れる時間を多く取りますね」と語るのは加見成司監督だ。「ノープレッシャーのシュート練習なら自主練でやればいい。そこまで持っていけなければシュート練習をする意味がない」と、プライオリティはあくまでもドリブル。スカウティングはせずとも聖和サッカーに魅了され、遠方からドリブル小僧が訪れる同校では、今この時間も生徒たちが足元の技術を徹底的に磨いている。

KEY POINT加見監督のドリブル人間教育

加見監督

ドリブルに特化した方法論の根底には、「ドリブルを心から楽しみ、外的ではなく内的なモチベーションを上げ、選手からアイデアを引き出させる」という、自発力を養う教育としての加見監督の想いがあるという。

ゴールを獲る! アタッキングポイント

ドリブル特化の攻撃スタイル
最も確率の高い位置まで仕掛ける

4-2-3-1のシステムで、キープ力の高い主将の小原基樹(3年/MF)が攻撃の起点となる。狭いスペースであっても突破できる能力を持つ選手が多く、例えペナルテ ィエリア内であっても、シュートを打たずにさらに切り返してドリブルで仕掛けることも。「シュートを打たないのではなく、打てる状況をつくる。最も確率が高いところまでいってゴールを奪う」(加見監督)

ドリブル突破+ポストプレー
エースが前線で異彩を放つ

高橋和輝

「得意な技術はドリブル」と口を揃える聖和にあって、「シュートが得意」と答える高橋和輝がワントップを務める。ポストプレーもこなし前線のためとなる一方、PA付近で果敢なドリブル突破も。

KEY PLAYER高橋和輝(3年/FW)

中学の時に聖和学園の試合を見て衝撃を受けました。シュートのコントロールには自信があります。選手権は2回戦でベンチから見ていて、純粋に「あの場に立ちたい」と思いました。4年連続出場を目指します

Player’s Voice

小原基樹
小原基樹(3年・主将/MF)

「まだこの代としての色が出ていませんが、個性的な選手がいるので、使い分けていこうと思っています。みんなドリブルが大好きなんで、伝統のスタイルは貫いて、相手を翻弄するサッカーを目指します」

菊野周作
菊野周作(3年/MF)

「中学時代は神奈川のバンデリージャ横浜でした。聖和には遠征で何回か来ていて『すごいな、カッコいいな』って。 2つ年上の高橋勇太君、波田野海君らのようにもっとドリブルが上手くなりたいです」

ストロングポイント

ストロングポイント

聖和流ドリブルを磨く13の方法

ドリブル練習だけで13種類ものメニューが存在する。歩いてくる10人をトップスピードのドリブルでかわすものから、狭いコート内にボールを4個、20vs20でのキープ練習など多種多彩。

チームの雰囲気

全員が心からドリブルを楽しむ

ドリブルサッカーに魅了され、県外から入学してくる選手が多数。寮・下宿生活で日々練習に明け暮れる。「楽しいと思えたら伸びる」加見監督の指導方針のもと、心からサッカーを楽しんでいる印象だ。

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