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全国強豪校REPORT
日本体育大学柏高等学校(千葉県/私立)

無断転載禁止 全国強豪校REPORT<br>日本体育大学柏高等学校(千葉県/私立)
文・写真/吉田太郎

柏レイソルとの相互支援で急成長
激戦区千葉から「全国」の舞台へ

3年前からの強化策が実り、激戦区で台風の目となりそうな存在に

昨夏のインターハイ決勝で千葉県勢対決を実現した市立船橋、流経大柏という高校サッカー界を代表する2強をはじめ、伝統校の八千代と習志野、そして中央学院、千葉明徳などの新鋭が覇権を争う激戦区・千葉において今年、台風の目になりそうな存在だ。

昨年、柏日体から校名変更した日体大柏は、かつてインターハイにも出場したことのある強豪校のひとつ。3年前からスタートした強化策によって力を増してきた日体大柏は今年、県新人戦でブロック優勝(千葉県新人戦はベスト8のブロック決勝で終了)、県1部リーグでは八千代を6-0で破るなど開幕4連勝を飾り、また、関東大会予選でも中央学院との優勝候補対決を3-0で制すなど13日の準決勝進出を決めている。

日体大柏は15年2月に地元のJ1クラブである柏レイソルと相互支援契約を締結。強化策の一つとして柏から日体大柏にアカデミーコーチが派遣されている。その1年目はかつて市立船橋で10番を背負い、柏で活躍した永井俊太氏(現柏U-18監督)がヘッドコーチを務め、昨年からはかつて“柏のプリンス”と称された元日本代表MFの酒井直樹氏が指導。長く柏U-15監督を務めてきた酒井氏は、今年から日体大柏の監督にとして選手達とともに千葉制覇を目指している。

日本体育大学柏高等学校

柏のアカデミーコーチが派遣され、攻守に好選手が揃う充実の布陣

指導2年目の酒井監督は選手達に対応力を求める。それはピッチ内だけでなく、ピッチ外でも。「非日常が来た時にブレない。サッカー中心にいかに考えられるか」。指揮官は昨年、インターハイを制した市立船橋の選手達から対応力、自主性、「(何が起こっても)ブレない」強さを感じたという。日体大柏は柏U-15などの育成組織からU-18チームに昇格できなかった選手の多くが日体大柏へ進学する流れができており、柏U-15出身の注目司令塔・MF有坂翔耶や酒井監督も「タレント」と認める快足FW松田一紗と実力派GK 森川拓海、そしていずれも得点力のあるFW高橋航太とFW上妻楓季の両ワイド、CB矢倉直樹ら攻守に好選手が揃っている。柏のアカデミーに近いスタイルのポゼッションをスムーズに実行できる力もあるだけに、より上に行くための対応力を身につけられるか注目だ。

「自分達でボールを握って攻撃することが持ち味」(有坂)というチームは激戦区・千葉を制すことができるか。松田は「(今年の日体大柏は)良いチームだと思うので、このまま勢い良くできればいい」と意気込んだ。最近10年間で千葉予選を突破してインターハイ(千葉は出場2枠)、もしくは選手権に出場しているチームは市立船橋、流経大柏、八千代、習志野の4校だけ。道のりは決して簡単ではないが、選手達がはっきりと口にする「優勝」「全国」へ向けて、個人、チームとして成長を遂げて、目標を実現する。

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