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安藤瑞季(長崎総合科学大学附属高校3年/FW)
本年度屈指のパワフルストライカー
年代別代表での経験をチームの糧に

無断転載禁止 安藤瑞季(長崎総合科学大学附属高校3年/FW)<br>本年度屈指のパワフルストライカー<br>年代別代表での経験をチームの糧に
文・写真/吉田太郎

本年度屈指のパワフルストライカー
年代別代表での経験をチームの糧に

高校生離れしたコンタクトの強さと並外れた得点感覚

今年の高校サッカー界を代表するストライカーは、誰にも負けない負けん気と向上心の持ち主だ。国見に数々のタイトルをもたらした名将、小嶺忠敏監督が率いる長崎総科大附のFW安藤瑞季は、昨年3月のサニックス国際ユース大会で初めてU-17日本代表に選出されると、今年はU-18日本代表、日本高校選抜、そしてU-20日本代表候補にも選ばれた。

特長は高校生離れしたコンタクトの強さと得点感覚の高さだ。ファウルすれすれのタックルを跳ね除け、例えバランスを崩してもすぐに立て直して2度目の競り合いでは相手をねじ伏せてしまう。そして一直線にゴールへ突き進んでゴールをもぎ取る力強さ。日本高校選抜と流通経済大との練習試合では2ゴールを決めるなどタレント揃う流通経済大の選手たちから絶賛されるようなパフォーマンスを演じ、5月13日まで行われたU-20日本代表候補合宿でもJFLのFC大阪の選手相手に怖れることなく競り合い、ゴールを決めていた。

U-20日本代表候補対U-20アメリカ代表戦でも何かを起こす雰囲気を漂わせていたのが安藤。「どんどん仕掛けていけと言ってくれる」先輩たちに後押しされた安藤は、190cmを越えるような長身選手もいたアメリカDFに身体ごと潰されるようなシーンもあったものの、突破して意表を突くシュートを放つなどゴールを脅かした。

安藤瑞季(長崎総合科学大学附属高校高校3年/FW)

ひたむきな向上心と気持ちの強さを持つ“愛されキャラ”

日本高校選抜の黒田剛監督(青森山田)も「負けん気がいいね」と口にし、本人も「自分が年下とか関係ない」と語っていたが、大学生相手でも、社会人相手でも怖れることなく真っ向からコンタクト勝負を挑む気持ちの強さ、パスを要求されてもなりふり構わずシュートまで持ち込む姿勢など、見る者を爽快にさせるプレーの数々。一方でピッチを離れればチームメートから“マルコメ”と呼ばれて人気者になるなど“愛されるキャラクター”の持ち主でもある。

この1年間、年代別日本代表を経験してきたことで本人は変わったと感じている。初招集だった昨年3月のサニックス国際ユース大会は緊張して何もできなかったのだという。それが「(今年2月にU-18日本代表として)スペイン行った時にやっとちゃんとサッカーできた感じ。U-17の時は楽しめていなかった。今はサッカーが楽しいですし、周りからもプレーの部分は変わったと言われる」と代表チームにも慣れて自分の良さを出すことができてきていると感じている。

どんなに活躍した後も「まだまだ」「ここで満足したら上はない」「上を目指してずっと上だけ見て頑張ります」と言い切ってしまう向上心も魅力。年代別代表での戦いから急成長を遂げる注目ストライカーが、今夏の主役候補であることは間違いない。

安藤瑞季(長崎総合科学大学附属高校高校3年/FW)
Photo:Taro Yoshida
安藤瑞季 ANDO MIZUKI 長崎総合科学大学附属高校高校3年/FW
1999年7月19日生まれ 175cm/67kg 大分県出身。
U-18日本代表、日本高校選抜、さらにはU-20日本代表候補に招聘され、本年度の高校サッカー界屈指のストライカーとして注目を集める。身体能力とバランス感覚のすぐれ、ずば抜けた得点感覚を武器に、全国大会での主役の座を狙う。

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