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2015近畿総体注目チーム紹介
日本大学藤沢高等学校(神奈川)

無断転載禁止 2015近畿総体注目チーム紹介<br>日本大学藤沢高等学校(神奈川)
文・写真/川端暁彦

出て来い日替わりヒーロー。日大藤沢は「可能性」十分

日大藤沢はこういう展望記事を書くのにリスクを感じるチームである。なぜなら、レギュラーで並ぶ選手がまるで予想できないからだ。

「公平に選手を見守る」ことをモットーとする佐藤輝勝監督はメンバーを固定しない。
明快な方針は選手にも深く浸透しており、「僕らも誰が出るか分かりません」という声が聞こえるほど。冬の選手権メンバーが予選ではスタンドで応援をしているかと思えば、直前までBチームにいた選手がレギュラーを張っている。そんなチームである。

指揮官の狙いは競争を煽ること……というわけではない。
背景にあるのは「頑張っている子を使う」というシンプルな思いだ。「結果として競争が激しくなることはあるかもしれないが、それは目的ではない」(佐藤監督)。
ただ、ベンチメンバーがベンチにいたままでいるつもりがなく、試合に出ているメンバーには緊張感があるという日藤の「空気」がチームのストロングポイントであるのは間違いない。その意味でたった17名しか選手登録できない総体は日藤の良さをフルに出せない大会かもしれない。

総体は出場自体が8年ぶりであり、「僕らは常にチャレンジャー。まず一戦、一戦です」(佐藤監督)という方針にブレはない。
ただ、外野目線で言わせてもらえば、ハイレベルで経験もあるGK鈴木孔明と長身DF小野寺健也が軸となるチームには頂点を狙えるだけのポテンシャルもあると見る。県予選では桐光に不覚を取っているが、それもまたチームを締める方向につながっているはず。勝ち残るなら日替わりヒーローが出ながらの形となりそうだが、攻撃陣の粒はそろっており、その可能性は十分にある。

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