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INTERVIEWマインツFW武藤嘉紀が語る高校時代のフィジカルトレーニング

無断転載禁止 INTERVIEWマインツFW武藤嘉紀が語る高校時代のフィジカルトレーニング

積み重ねこそが一番の武器

ドイツ・ブンデスリーガ一部、マインツでの2シーズン目の戦いを終えた武藤嘉紀。欧州トップリーグで研鑽を積んだ彼が感じた経験と自身の成長とは? 現在の肉体を形成するきっかけとなった高校時代のトレーニング内容についても語ってもらった。
―2015年にドイツ・ブンデスリーガのマインツに移籍し、2シーズンの戦いを終えました。ドイツに来てプレースタイルに変化はありましたか?
「FC東京時代はガツガツと自分からドリブルを仕掛けていましたが、ドイツに来てからは効率の良いプレーができるようになったと思います。というのも、こっちでは体の大きい選手やフィジカルの強い選手に対して、今までのように自分からガツガツ仕掛けても通用しません。仲間を使うことで、また自分が出ていく……といった効率の良いプレーができるようになったと思います」
―そのフィジカル面ですが、身体の大きい欧州のプレーヤーと伍する際に意識していること、取り組んでいることはありますか?
「まず意識の部分ですが、身体のぶつけ方をよく考えています。欧州の選手は身体の大きさも骨格も日本人とは根本的に違うので、面と面でぶつかったらどうしても分が悪いです。だからこそ、先に身体を当ててみたり、いなしたり、場面によっては当たらないようにも意識してプレーしています。もちろん、ぶつからないといけない局面も試合では出てきます。そのために僕は人一倍トレーニングして、筋トレもやって、ぶつかった時にも負けない身体づくりをしているつもりです。体格がドイツ人より負けているからといって“負けてもOK”とは絶対に認めたくないですから」
―高校年代のFC東京U-18時代、その武藤選手の特徴でもあるフィジカルや瞬発力を強化するためにどのようなトレーニングをしていましたか?
「高校の時ですか?そうですね……。今思い返すと、僕が高校生のときは、フィジカル強化や筋トレのノウハウそのものの知識をあまりもっていませんでした。当時、自分は身体が細かったのでベンチプレスをやってみたり、トレーナーが勧めてくれた体幹トレーニングなど、いろいろなことを試してみました。まずはやってみないと自分に合ったものかどうかも分からないですからね。いろいろ試して、合うものを見つけ、それを継続するという感じでした」
―特に重点的に行ってきた部分はありますか?
「上半身のトレーニングですね。これは今だから言えることだと思いますが、積み重ねがないと成長はないと思います。それはフィジカルトレーニングにしても、筋トレにしても、サッカー全体に関しても、とにかく続けることが大事です。積み重ねこそが一番の武器になると思います。そこは自分への投資じゃないですけど、怠らずに続けていくことが必要だと思います」
―武藤選手は比較的早い段階で海外への挑戦を選択しました。2シーズンを戦った上で、この選択が良かったと思うことを教えてください。
「自分が今まで見たことがない、感じたことのない景色を見られること、ですね。海外ではうまくいかないことの方が多くて、それこそすべてがうまくいく選手なんていないと思います。これは日本では絶対味わえないことですが、チームメイトから罵倒されることだって海外では多々あります。でも、そういった逆境を乗り越えられたら、メンタル面においても、サッカー選手としても成長できると思うんです。僕は悩んでいるくらいなら、絶対に海外に挑戦してほしいとさえ思っています」

上半身を強化するfooties!フィジカルトレーニング動画はこちら

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