PICK UPピックアップ footies!' eye team

全国強豪校REPORT2017
東海大仰星高校(大阪府/私立)

無断転載禁止 全国強豪校REPORT2017<br>東海大仰星高校(大阪府/私立)
取材・文/編集部 写真/安田健示

スピーディかつダイナミックなサッカーを標榜

[主な成績]
◆全国高校サッカー選手権(5回出場)…ベスト4(16年度)
◆全国高校総体(2回出場)…91、06年
◆近畿大会(6回出場)…優勝2回(02、16年)

チームデータ

東海大仰星高校

名門ラグビー部と共に全国を席巻!

16年度の高校サッカー選手権では、210校を超える激戦区の大阪代表としてベスト4進出の大躍進を果たした。普段は全国区の知名度を誇るラグビー部(全国高校ラグビー選手権大会、95回優勝、96回準優勝)とグラウンドを半分ずつ使って日々の練習に励んでおり、両部はともに応援に駆け付けるなど交流も活発。選手権制覇を掲げる新チームは、堅守速攻を武器に躍動した昨シーズン以上の一体感の構築を目指す。「卒業した3年生に比べると、まだまだ関係が希薄。限られた高校生活でどれだけの人間関係を築けるか。変化を楽しみにしてほしい」(中務雅之監督)

KEY POINTNo.1GKと対峙した2年生GK

宮本一郎

選手権では玄尚悟、面矢行斗ら3年生を主体に堅守を誇った仰星守備陣。その後方で守護神として立ちはだかったのが2年生(当時)GKの宮本一郎だ。青森山田のGK廣末陸と対峙した経験を糧に、今年は高校No.1GKを目指す。

ゴールを獲る! アタッキングポイント

局面での個のストロングの連続が、フィニッシュへとつながる

今シーズンよりプリンスリーグ関西へ昇格。強豪校との試合の機会が増え、さらなる躍進が期待されるが「まだまだ決定力が低い」と中務監督の指摘は厳しい。4-4-2が基本で、両サイドバックが駆け上がり、サイドで枚数をかけたクロスからの得点が多い。ただし中務監督は「システムにはこだわらず、状況を見極める判断力を選手にも求める」とし、「アタッキングサードでのフレキシブルさを高め、そこから先の部分を仕上げていく」と、局面での個の技術の向上と連携を促し、全体としてのチーム力を高めていく。

エースが選手権で得た経験を開花させるか

藤山海星

U-15日本代表候補歴を持つ生粋のストライカー。「彼が点を決めるとチームも乗る」(上永監督)とチームからも大幅の信頼を寄せられる。

KEY PLAYER藤山海星(3年/FW)

選手権でフィールドプレーヤーとして唯一2年生(当時)でスタメンを務めた藤山海星(3年/FW)が攻撃の主軸となる。 3月のサニックス杯では、負傷により藤山を欠いたが、阪本晃洋(3年/MF)、藤原拓未(3年/MF)ら2列目がフィニ ッシュに絡み、攻撃の幅を広げている。

Player’s Voice

藤原拓未
藤原拓未(3年・主将/MF)

「卒業した松井修二主将が偉大な方だったので、責任は重いです。新チームは去年と比較して力強さこそないけど、技術的には勝っている。主将として、去年を超えて選手権日本一を目指します」

大嶋 佑
大嶋 佑(3年/MF)

「ボランチとして右足のフィードの正確性に自信があります。新チームは攻撃の特徴としてゴール前でのアクションが増えました。先輩方は日々の努力の量がすごかったので、見習っていきたいです」

チームの雰囲気

コミュニケーションを重視

コミュニケーションを重視

全員がホワイトボードに集まり、図計を用いたコミュニケーションを行う。「現代は容易に情報を得られることで4つ、5つ前のプレーを見ずに結果だけを見てしまいがち。プロセスを考えさせます」(中務監督)

独自の取り組み

主将は選手の投票制

サッカーを通した人間教育・社会で通用する人間形成を指導に掲げる中務監督の元、主将は選手同士の投票で推薦し、最終的に監督が決定する。選手の意見を尊重するとともに、各々に責任を持たせることが目的。

CONTENTS新着記事一覧 Readmore

最新コンテンツをもっと見る

NEWS最新ニュース Readmore

最新ニュースをもっと見る