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全国強豪校REPORT
東海大学付属相模高等学校(神奈川県/私立)

無断転載禁止 全国強豪校REPORT<br>東海大学付属相模高等学校(神奈川県/私立)
文・写真/吉田太郎

全国初出場の“神奈川のタイガー軍団”
個性派集団が旋風を巻き起こすか

黄色と黒の縦縞が激戦区・神奈川で初めて全国の舞台に

86年度の全国高校選手権で優勝した東海大一(東海大工と合併して現東海大翔洋)や、昨年度の全国高校選手権で4強入りした東海大仰星、全国4強の実績を持つ東海大五(現東海大福岡)をはじめ、東海大菅生、東海大高輪台、東海大三(現東海大諏訪)といった東海大の附属校が、黄色と黒の縦縞のユニフォームをまとって全国の舞台で躍動してきた。

今年のインターハイは大阪第1代表として出場を決めた東海大仰星に加え、2校の東海大附属の高校が全国舞台に登場する。一つは40年ぶりの出場を決めた東海大星翔(旧東海大二)、もう一つは甲子園などでも校名に馴染みのある東海大相模だ。

東海大相模は激戦区・神奈川県予選準々決勝で前回優勝校の横浜創英を1-0で破ると、続く代表決定戦の準決勝では湘南工科大附に5-1で快勝。以前、東海大五で指揮を執っていた有馬信二監督就任からわずか7年目で全国大会初出場を果たした。

神奈川県上位に食い込む以前の12年に学校側が人工芝グラウンドを準備。環境が先に整備され、プレッシャーもあったという。だが、「(県外の選手を集めなくても)神奈川の子で勝てます」と宣言して強化を進めてきたという有馬監督は、ほぼ地元・神奈川県出身選手で構成されたチームの1タッチ、2タッチパスなど技術力を高め、着実に成長させてきた。

東海大学付属相模高等学校

選手層が厚く、各ポジションに個性が光る選手がそろう

そして今年、関東大会予選で4強入りすると、県1部リーグでも開幕7連勝。インターハイ予選で快進撃を見せた東海大相模は決勝でも14年度選手権全国4強の日大藤沢を2-1で破って初優勝を果たした。

有馬監督の長男・有馬和希やMF中山陸ら全体的に技術レベル高く、その中で「1対2も抜いていかないといけない」という左サイドの“爆走サイドバック”山口竜弥や準決勝、決勝で連発のFW井上蔵馬ら個性ある選手の存在が光る。神奈川県予選準決勝ではMF瀬名波新平、FW山口泰輝、MF小林春稀という交代出場した3選手がそれぞれゴールを決めるなど選手層も厚い。全国初出場だが、11年度の桐蔭学園、12年度の三浦学苑と全国王者を輩出している神奈川の代表・東海大相模が他の東海大附属校同様に全国舞台で躍動する可能性は十分にある。

主将のCB水越陽也は全国出場決定直後、「このまま全国で通用するとは思っていないので、球際とか自分たちのポゼッションとかスピード感溢れるサッカーを高めて、その中でも個々も成長していくことが大事だと思います」と語った。初の全国初戦の対戦相手は大谷室蘭(北海道)。「神奈川のタイガー軍団」東海大相模が宮城開催のインターハイで旋風を巻き起こすか注目だ。

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