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西村恭史(興國高等学校3年/MF)
プロ内定3人の新興勢力 184㎝の技巧派大型ボランチに注目!

無断転載禁止 西村恭史(興國高等学校3年/MF)<br>プロ内定3人の新興勢力 184㎝の技巧派大型ボランチに注目!
文・写真/吉田太郎

プロ内定3人の新興勢力
184㎝の技巧派大型ボランチに注目!

「日本にはいないタイプ」清水内定のU-18日本代表候補

今夏のインターハイは、5回戦で実現した履正社との優勝候補対決で2-0から逆転負け。これまで全国出場がなく、チームは大阪府リーグに所属しているため、中央では無名の存在だった。だが、大阪の新興勢力、興國のMF西村恭史は清水エスパルスが7月の段階で早くも来季の加入内定を発表し、9月にはU-18日本代表候補にも選出されるなどここへ来て一際注目度を高めている。

184cmの長身で技術力、力強さも兼ね備えた大型ボランチ。興國の内野智章監督(元愛媛)が「東京五輪を目指してほしい」「日本にはいないタイプのボランチ」という言葉を口にして期待するほどのポテンシャルの持ち主は今夏、3週間清水の練習に参加したことで「練習していても上手くなると思った」という実感を持ち、クラブ関係者も驚くほどのスケールアップを果たしている。

3日間実施されたU-18日本代表候補合宿では初日が疲労面を考慮されての別メニュー調整で、2日目午後の紅白戦(20分×3本)3本目で負傷。最終日はまた別メニューとその才能の一端のみしか披露することができなかったが、それでもゲーム形式のトレーニングでは代表レベルのプレッシャーを平然といなしてボールを展開し、スピード感にも対応して見せるなど、世代トップクラスの相手に対しても“やれる”ことを示した。

U-18日本代表のボランチは今回の合宿で抜群の存在感を放ったMF齊藤未月(湘南)やMF伊藤洋輝(磐田U-18)が主力候補だが、西村もその争いに加わる資格があることを印象付けた。

西村恭史

「背がデカくて上手い」。キックの質を向上させ、全国での躍進を目指す

興國入学時は飛び抜けた選手ではなかった。チームメートで同じく来季プロ入りするFW大垣勇樹(名古屋加入内定)とMF島津頼盛(金沢加入内定)が1年生の頃から試合に出ていたのに比べると、注目されだした時期は遅い。

「中3の時、173か4しかなかったけれど、今184。背が伸びてからプロとか言われ出した。でも、去年はそこまで自信がなかった。やれるというのがなかった」という。だが、清水の練習参加などを経て身についた自信。現在は「背がデカくて上手いのはあんまりいないと言われているんで、そこはウリ」と、サイズもあって、上手いという部分を最大の武器に飛躍することを目指している。

どちらかというと課題だったというキックの質が向上。サイドチェンジやミドルシュート、FKでも決定的な仕事をすることができるようになってきた。本人はプロの選手に比べるとまだ判断スピードや球際の部分で劣っていると感じているが、改善して、一日も早く世界のステージで活躍し、西村恭史の名を全国に知らしめる。

西村恭史
Photo:Taro Yoshida
西村恭史 NISHIMURA YASUFUMI 興國高等学校3年/MF
1999年11月4日生まれ 184cm/71kg。
中学時代の173㎝から10cm近く身長を伸ばし、技術のある大型ボランチとしてひと際注目を集める。7月に清水エスパルス内定を決め、9月にはU-18日本代表候補に選出されている。激戦区大阪を勝ち抜き、選手権での全国初出場を目指す。

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