PICK UPピックアップ footies!' eye player

向井和哉(松山工業高等学校2年/FW)
憧れはネイマール 愛媛の名門の2年生FWが描くプロへの地図

無断転載禁止 向井和哉(松山工業高等学校2年/FW)<br>憧れはネイマール 愛媛の名門の2年生FWが描くプロへの地図
文・写真/吉田太郎

憧れはネイマール
愛媛の名門の2年生FWが描くプロへの地図

プリンスリーグ四国でチームの半数の得点を叩き出す

プリンスリーグ四国では第14節を終えて得点ランキング3位の14ゴール。愛媛の名門・松山工の全28得点のうち、半数を2年生FW向井和哉が一人で叩き出している。

松山工は、1年時から主力としてチームを支えてきた四国屈指のCB志摩奎人主将、昨年にU-16日本代表候補に選出され、今夏はJクラブへの練習参加も経験した2年生の189cmGK伊藤元太という2人の注目選手を擁している。Jクラブのスカウトから熱視線を浴びてきた彼らに、現在、負けないくらいの存在感を放っているのが、向井だ。

憧れは移籍したパリSGでも輝きを放っているブラジル代表FWネイマール。憧れの存在のように、足裏も巧みに活用した多彩なドリブルと華麗な身のこなし、スピードも活かしてDFを2人、3人とかわしてゴールを決めきる力がある。

松山工の坂本哲也監督は向井について、「中盤を越えて(DFが)2、3枚くらいであれば、あえて行かせるようにしています」。プレーに制限をかけることなくアグレッシブに仕掛けさせることで、彼の個の力をより引き出してきている。夏のフェスティバルでは東海大福岡や西京といった全国クラスの相手に単独でも仕掛けへ持ち込んで、その守りを切り裂いていたシーンが印象的だった。本人は積極的な仕掛けを容認されている中で、相手DFの心理も考えながら自ら行くのか、パスするのか、ジャッジしながらプレーする力も身に着けている。

向井和哉

「今年選手権に出たい」2年生でインパクトを残しプロの道へ

南宇和で高校日本一、そして広島や京都、愛媛でプレーした実績を持つ大西貴コーチからのメッセージで責任感も増した。「『もっとチームを引っ張っていけるように、自分で考えながらやれ』と言われている。課題は後半ボールを貰う動きが少ないので増やしていくことです。(監督やコーチ、チームメートが)信用してくれているんで、期待に応えるのが自分の責任」。松山工にはFW石井隆之介やMF芳之内啓と攻撃陣にも経験値豊富な実力者たちがいるが、2年生FWは自身がチームを引っ張り、結果を残していくつもりでいる。

目標について「プロに行くことです。夢を叶えるためにも選手権に出ることが大事だと思うので、今年選手権に出たいと思います」と向井は言い切る。多くのJリーガーがそうだったように、2年生のうちにインパクトある活躍を見せ、自分の将来を切り開いていく。インターハイ予選準決勝で苦杯を嘗めた松山工は選手権予選で第3シード。10月21日に初戦を迎える選手権予選では夏の悔しさ、そしてゴールを決めながら延長戦で敗れた昨年の決勝の悔しさもぶつけて、チームを全国舞台へ導く。

西村恭史
Photo:Taro Yoshida
向井和哉 MUKAI KAZUYA 松山工業高等学校2年/FW
2000年4月28日生まれ 175cm/57kg。
ドリブルで切り込み、単独でDFを抜き去りゴールを決めることもできる2年生FW。プリンスリーグ四国第14節終了時点で得点ランキング3位の14ゴールを叩き出す。8月のadidas cup福岡大会ではチームを優勝に導き、大会MVPに輝いている。

CONTENTS新着記事一覧 Readmore

最新コンテンツをもっと見る

NEWS最新ニュース Readmore

最新ニュースをもっと見る