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篠原友哉(関東第一高等学校3年/FW)
試合会場を沸かせる絶妙のトラップ 関東一の10番が目指す高み

無断転載禁止 篠原友哉(関東第一高等学校3年/FW)<br>試合会場を沸かせる絶妙のトラップ 関東一の10番が目指す高み
文・写真/吉田太郎

試合会場を沸かせる絶妙のトラップ
関東一の10番が目指す高み

東京王者のエースはJ内定に負けないインパクトを放つ

今年の東京都の高校サッカー界を代表するタレントだ。全国出場が決まれば、関東一の10番は、Jクラブ内定選手に負けないくらいのインパクトを残す可能性がある。

FW篠原友哉は昨年度の選手権初出場、全国1勝に貢献し、10番を背負う今年は中盤からFWへポジションを移してゴールを連発している。怪我明けで迎えたインターハイ(4試合中2試合先発)でも2回戦で同点ゴール、3回戦では決勝点を決めてチームをベスト8へ導いた。

「インターハイであまりできなかったのは悔しくて。今サッカーができているのは嬉しいことなので、プレーで示されたらいい」と語る篠原は、開催中の選手権東京都Aブロック予選でハイレベルのパフォーマンス。対戦相手のプレッシャーの中でも余裕を持ってボールをキープし、決定的な仕事を繰り返している。テクニカルなFWの浮き球をピタリとコントロールする技術は特筆モノだ。

延長戦の末に4-3で勝利した準決勝・東京朝鮮戦では篠原のシュートのこぼれ球から先制点が生まれ、2点目はペナルティーエリアでループパスをピタリと止めてから小さな振りでの右足シュートでゴール。相手がシュートブロックに来ているところを見てダイレクトでのシュートから判断を変更し、難易度の高そうなシュートを難なく決めて見せた。そして、3-3で迎えた延長戦前半に再び篠原が浮き球を絶妙トラップ。このプレーが、FW村井柊斗の決勝点の起点となった。

篠原友哉

都決勝は11月11日(土)、目標は過去最高の全国ベスト4以上、さらなる高みへ

得意のドリブルやパス、シュートを出すためにもファーストタッチが重要ということで磨いてきたトラップ。この日も浮き球のボールを乱れることなく幾度もコントロールしていた。現時点でも試合会場を十分に沸かせられる武器だが、本人はもっと精度を高くできると感じており、また「判断が遅いのでもう一つ上げないといけない。他のプレーのところのクオリティが低いのでもっとやりたいです。トラップしたあとの動きが遅かったり、仲間の使い方とかで1テンポ遅れて預けちゃって仲間が苦しくなっている。もっと前の段階から(周りを)見ておきたい」と首を振る。

自分の得意なプレーだけを表現するのではなく、チームのサッカーの質、結果を高めるために課題を改善しなければならない。同時にチームの勝利のために自身の結果にもこだわっていく。都決勝や全国大会のような均衡した戦いでも、試合を決めることのできる存在であることは間違いない。選手権の目標は全国ベストよりもさらに上。「ベスト8以上、ベスト4、もっと上に行けるようにと思いながらやっています」というエースが、関東一を全国上位へと引き上げる。

篠原友哉
Photo:Taro Yoshida
篠原友哉 SHINOHARA TOMOYA 関東第一高等学校3年/FW
1999年4月20日生まれ 176cm/71kg。
2年次に関東一として初出場となった選手権2試合にMFとしてフル出場。3年から10番を背負い、FWとして決定的な仕事をこなし、夏のインターハイベスト8に貢献。2年連続となる選手権出場、全国上位を目指す。

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