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岩崎悠人(京都サンガF.C.)が語るプロ1年目と高校サッカー選手権 ―後篇―

無断転載禁止 岩崎悠人(京都サンガF.C.)が語るプロ1年目と高校サッカー選手権 ―後篇―

京都サンガF.C.でのルーキーイヤーを終えた岩崎悠人。「課題と収穫が明確に分かった」というプロ1年目を経て、見据える未来とは? 注目のインタビュー後編をお届けする。
≫前篇はこちら、http://footies.jp/pickup/8738

U-20W杯(FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017)に出場し、点を獲れず大会を終え、悔しく落ち込んでいた時に、「またサッカーが好きになれた」と感じた、転機となる出来事があった。

『Enjoy』と書かれた紙が

―落ち込んでいた気持ちを前向きに捉えられるようになった要因はなんですか?
「U-20W杯後、色んな人と話す機会も増え、声を掛けてくれましたが、僕が落ち込んでいる時に松浦(紀典=京都サンガF.C.ホペイロ)さんが声をかけてくれて、何度も僕を励ましてくれました。ある時にユニフォームを入れるケースに『Enjoy』と書いた紙を置いてくれて、めっちゃ嬉しかったです。御守りじゃないですけど、それからはまた自然とサッカーを楽しめるようにもなったし、改めて多くの人に支えられて、僕は周囲に恵まれているんだなと思いましたね」
―岩崎選手は高校生の頃から、試合を見ていても人一倍プレーを楽しんでいるように見えていましたが?
「そうですか(笑)?単純にボールを触るのが好きなんですよね。なんやろ、楽しくないですか?サッカーって(笑)。でも『楽しくやらないと』と意識している時は、悪い時期で、むしろ良い状態の時は、無意識に楽しんでいるというか・・・。」
―昨年の選手権一回戦の市立船橋戦は、完全に楽しんでいるように見えましたが?
「あれはそうですね。本当に試合を楽しんでいました。市船戦はツートップを組んできた堤原(翼)とか、3年間一緒に戦ってきた仲間と、一緒に試合ができるのが本当に嬉しくて。それで自然と笑顔になっていたのだと思います」
岩崎悠人

選手権では自分の楽しんでる姿をお客さんにも楽しんでもらえるように

―お話を伺っていても、岩崎選手の思考はポジティブですよね?
「常に前向きにしようとは思っています。京都橘の先輩でもある仙頭(啓矢/京都サンガF.C.)君は、1年間オフも練習も一緒だったんですけど、めっちゃポジティブなんですよ」
―京都橘のカラーなんでしょうか?
「そうかもしれないです。監督やコーチも明るいですし、雰囲気作ってくれてますね。だからですかね。多分、単純なんですよ、みんな(笑)。母校には今でもよく行っていますし、この前も行ってきました」
―後輩たちが今年も選手権に出場しますが
「僕らの代と違って、今の代はパスをつないで崩していくサッカーなので、見ていて面白いです。京都の選手権予選も見てきたのですが、みんな成長していて、めっちゃ上手くなってるなって」
―選手権に向けて後輩たちにかける言葉はありますか?
「自分らの色を出すことじゃないですかね。キャプテンの河合(航希)がケガをしてしまい、大会には出られないかもしれないけど、みんなで頑張ってほしいです。今年のインターハイ予選の時には、GKの高木(上総介)がケガをして、京都予選を欠場したのですが、河合が『全国大会には間に合うから、絶対に全国に連れて行く』と約束して、実際に高木はインターハイの舞台に立って活躍することができました。今度は逆に、高木が『全国に出て、優勝し河合を日本一のキャプテンにする』と約束したらしいです。チームの強い絆を感じましたね」
―改めてご自身の選手権を振り返って、また大会に出場する選手に伝えたいことはありますか?
「そうですね。やはり1年生の時が一番印象にあります。あの大会から高校選抜に選ばれて、代表にも呼ばれるようになりました。活躍すれば誰でも未来が拓かれる特別な大会だと思います。後輩たちはもちろん、出場選手は目標を高く持って、悔いのないよう全力で挑んでほしいです。あとは試合を楽しんで、その姿を見てくれるお客さんにも楽しんでもらえるように頑張ってほしいと思います」
岩崎悠人
岩崎悠人
1998年6月11日生まれ、滋賀県出身。京都橘高校で1年からレギュラーとして活躍し、高校サッカー選手権には3度出場。J2第10節の大分戦でプロ初得点を挙げ、2017 FIFA U-20W杯は4試合に出場した。今季リーグ戦通算35試合出場、2ゴール。171cm、京都サンガF.C. 所属。

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