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赤井裕貴(帝京高校)
目指すはイブラヒモビッチ 名門・帝京の191センチFWの存在感

無断転載禁止 赤井裕貴(帝京高校)<br>目指すはイブラヒモビッチ 名門・帝京の191センチFWの存在感

目指すはイブラヒモビッチ 名門・帝京の191センチFWの存在感

筋トレ、アジリティーの強化により急成長

全国高校選手権優勝6回、インターハイ優勝3回、多くのプロ、日本代表を輩出してきた帝京(東京)は今年、復活を期待される1年だ。

いずれもFC東京U-15むさし出身の司令塔MF三浦颯太と10番FW佐々木大貴、196cmFW 赤井裕貴や、ともにFC東京U-15深川出身のMF入澤大とMF中村怜央、横浜FMジュニアユース出身のCB久保莞太をはじめ、下級生時から公式戦を経験してきた選手が多く、これはチームの強み。そして1年時から徹底的に磨いてきたポゼッションに加え、縦に速い攻撃の両方を高いレベルでできるチームになりつつある。

そのチームの主将を務めるのが、超大型FWの赤井だ。91年度選手権優勝時の主将だった日比威監督から指名され、「言われたからにはしっかりとチーム引っ張って、見本になるようにしたいと思います」と意気込んでいる。

入学当初からのそのサイズ感が注目を集め、国体東京都選抜も経験してきた赤井だが、チームでは際立つようなパフォーマンスができていなかった。だが、継続して筋力トレーニングとアジリティー強化を行ってきた結果、動きのキレが向上。加えて、「練習後にチームの人を掴まえて練習したりとか、ボール蹴ってもらって収める練習とかやっているのでその成果が少し出ていると思います」という赤井は、相手を背負ってボールを収めるプレーなど前線でボールに絡む動きや、相手の背後へ抜け出す動き、より高さを増した跳躍、競り合いなどできることが増えている印象だ。

本人も「自分が思ったとおりのプレーができると、次これやってみようとか出てきて楽しいですね」と充実の表情。日比監督は「身体がキレてきた。判断も良くなってきた」と目を細める。もちろん、まだまだ課題もあるが、「ボールを収めたあと、1人、2人くらいかわしてゴールを決めたい」と欲も出て来ている。

赤井裕貴

好タレントを擁する伝統校の主将として、10年度の総体以来の全国舞台へ

CBとして最終ラインでその高さを発揮する試合もあるが、本人は元々務めてきたFWでのプレーを希望。同じような高さを持つ世界的なストライカー、FWズラタン・イブラヒモビッチのプレーから真似できる部分を学び、それを試合で活かそうとしている。公式戦で向上した動きを示しているFWが、この1年でどのような成長曲線を描くのか楽しみだ。

赤井は高校最終年でチームメートたちとともに激戦区・東京突破し、全国で勝ち上がることができるか。日比監督は「3年出ていなければ初出場と同じです」と厳しい言葉を口にしていたが、伝統校・帝京も10年度のインターハイを最後に全国から遠ざかっており、その目標を実現することは簡単なことではない。それでも泥臭く挑戦者として戦い、自身も結果を残して今年こそ全国への扉を開く。

赤井裕貴
Photo:Taro Yoshida
赤井裕貴 YUKI AKAI 帝京高校/3年
2000年7月30日生まれ 196cm/71kg FCトレーロスジュニアからFC東京U-15むさしを経て帝京高校へ進学。下級生時こそ、そのサイズに注目が集まっていたが、フィジカルの強化と前線でのバリエーションを増加させ、存在感を増している。今年より主将を務め、名門校の全国舞台復帰を目指す。

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