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TRAINING15 肩胛骨を意識して両腕をぐるぐる回す

無断転載禁止 TRAINING15 肩胛骨を意識して両腕をぐるぐる回す

上半身の強化と肩胛骨周辺の柔軟性

サッカーは下半身だけでなく全身を使って行うスポーツである。
速く走るには腕の振りが重要。そのポイントとなる肩胛骨周りの柔軟性を養う。

サッカーは下半身だけを使うのではなく、全身運動である。日頃から日本人選手を見ていて感じるのは、姿勢が悪く、上半身をうまく使うことができていないこと。例えば、DFの間をかき分けるように突破できる選手はほとんどいない。だが、世界に目を向ければ、メッシにしてもアザールにしてもC・ロナウドにしても、腕を巧みに使い相手を抜き去っている。実は、爆発的なスピードやボディーバランスにおいては、下半身だけでなく、上半身の強化は欠かせない。また、肩胛骨周りの関節に柔軟性がなければ、鍛えた筋肉をうまく使うこともできないのだ。それだけに今回は、上半身の筋肉を活かす肩胛骨周りの柔軟性をテーマにトレーニングメニューを紹介する。実際にトレーニングを見ている岡崎慎司や宮市亮、前田遼一も実践しているメニュ ーだけに、取り組んでもらいたい。

肩胛骨を意識して両腕をぐるぐる回す

前後10回×2セット

両腕をぐるぐる回すことで肩胛骨周辺の柔軟性を養う。両腕が後ろにいったときに、身体が堅いと真横にしかいかないが、後ろから見た写真のように、なるべく後ろ側にくるように意識して回そう。肘を伸ばし、手は少し高い位置をつかむようなイメージを持つこと。
肩胛骨を意識して両腕をぐるぐる回す
肩胛骨を意識して両腕をぐるぐる回す
両腕を同時にぐるぐると回す動きを繰り返す。最初に構えて両腕を上げたとき、伸ばした肘が自分の耳より後ろになっている状態からスタートする。また、伸ばした腕は少し高いところをつかむような意識を持とう。前回しが終わったら、後ろ回しも行う。
杉本龍勇
杉本龍勇 Tatsuo Sugimoto
1970年11月25日、静岡県生まれ。法政大学経済学部教授。 現役時代は日本短距離界を代表するランナーの一人で、1992年バルセロナ五輪では4×100mリレーで6位入賞を果たした。ドイツ留学を経て、現役を引退後は母校の法政大学で教鞭をとる傍ら、清水エスパルスや湘南ベルマーレ、大分トリニータといったプロサッカーチームのアドバイザーを歴任。日本代表の岡崎慎司の専属コーチをはじめ、多数のスポーツ選手のアドバイザーを務めている。
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